噴火間近か?
気象庁は16日朝から熊本県の阿蘇山で、火山性微動の振幅が次第に大きくなるなど火山活動が高まっているとして、噴火警戒レベル2を継続したうえで、今後の活動の推移に注意するよう呼びかけている。
気象庁によりますと、熊本県の阿蘇山では16日午前6時ごろから、地下の熱水やマグマの動きを示すと考えられる火山性微動の振幅が次第に大きくなっているほか、火山性地震の数も多い状態で推移しているということです。
阿蘇山の中岳第一火口ではことし1月に発生した噴火が続いているとみられ、気象庁は、火山活動がさらに高まった状態になっているとして、午前9時に臨時の解説情報を発表しました。
気象庁はレベル3の入山規制まではいかないものの「火口周辺規制」を示す噴火警戒レベル2を継続し、大きな噴石や火砕流への警戒範囲を火口からおおむね1キロとした。
レベル3への引き上げも検討
火山活動がさらに活発化すれば警戒レベルを引き上げる可能性もあるとして、今後の活動の推移に注意するよう呼びかけています。
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