兵庫県三木市教委は22日、市立三木特別支援学校で昨年12月に人工呼吸器をつけた当時中学3年の女子生徒(15)が校内で介助を受けた際、心肺停止状態になる事案があったと発表した。今後事故調査委員会を設置し、年内に調査結果をまとめる。
市教委によると、昨年12月11日、たんを出しやすくする機器を装着しようとした学校の看護員が女子生徒の体を起こした。その後、女子生徒は意識を失って心肺停止となり、救急搬送された。
現在も意識は戻っておらず、母親は取材に「娘は限りなく脳死に近い状況で、回復の見込みはない。学校で起きた真実が知りたい」と話した。
これに対し、大北由美教育長は「経過を調べてきちんと対応したい」と述べた。
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