中日、阪神、楽天で監督を務め、2018年に70歳で亡くなった星野仙一さんのゆかりの品々を展示している、岡山県倉敷市の「星野仙一記念館」が11月末で閉館することが決まった。同館が15日、ブログで発表した。 同館は08年に開館。星野さんが母親から初めて買ってもらったグラブをはじめ、中日ドラゴンズ時代のアイテムや08年北京五輪野球日本代表監督のユニホームなどが展示されている。
理事の体力不安が原因か?
同館は代表理事名でブログを更新。「皆様のご厚情により今日まで営業を続けて参りましたが、私も齢を重ね、昨今体力面で不安を感じるようになりました。また、新型コロナウイルス感染拡大による度重なる臨時休館の影響もあり、余力のある内に閉館するべきと判断し、来る2021年11月30日をもちまして閉館することといたしました」と説明。展示品については「すべて倉敷市へ寄贈し、倉敷市で有効に活用して頂きたい」とした。 閉館のニュースはツイッターでも関心を集め、「偉大な野球人もコロナ禍に飲み込まれてしまったんかな」「閉館って寂しすぎるやん」「球団に寄贈のほうがよくね?」などと反響が寄せられた。
関係者によると、ピーク時には、年間で10万人の来館もあって賑わっていたが、
現在はコロナの影響もあって、一日に1人も来館しない日もあるという。
10年位上経った館内は、老朽化の為、メンテナンスにお金もかかるため維持が難しいのも、
閉館の理由だと述べている。
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