井筒俊司航空幕僚長は10日の定例記者会見で、消息を絶った航空自衛隊小松基地所属のF15戦闘機の機体の一部が海中で発見されたと明らかにし、「総合的な判断から墜落したと考える」と述べた。
空自は不明のパイロット2人の捜索を続けるとともに、民間船で近く機体を引き揚げ、原因調査を進める。
機体番号や部隊マークが入った垂直尾翼とその周辺部分が、レーダー反応が消えた周辺の海底に沈んでいるのを海上自衛隊の艦艇が発見した。水深は100メートル弱で、サルベージ船に引き揚げを依頼した。操縦席やフライトレコーダーを捜索している。
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