【文春】すき家ワンオペ過酷労働で死者ブラックすぎる労働形態が明らかに ワンオペ店内で倒れ3時間放置

ただ、他店舗で人員が足りないときにヘルプで呼ばれることも多くて。車で1時間以上かけて、他の店舗に行き、深夜に働いて帰ってくることもしょっちゅうでした。一日の間に数店舗をかけもちしてバイトすることもあったので、無理がたたったのだと思います。ここ数ヶ月は体調もあまりよくなくて、病院で点滴を打ってもらったあとに『すき家』に行くこともありました」亡くなる前日、加奈子さんは「頭がクラクラする」と不調を直樹さんに訴えていたという。

「そんな状態の妻を『何で仕事に行かせたんだ?』って思うかもしれませんが、彼女は責任感が強く、急に休んで店に迷惑をかけるのを絶対に嫌がる性格なんです。私が止めても『意地でも行く』と言って……。加奈子さんは3時間以上倒れたまま放置され、午前9時ごろ交代のため出勤した従業員によって発見された。すぐに救急搬送されたものの蘇生は間に合わず、死亡が確認されたという。「17日の10時ごろに病院から電話を受けました。死因は不整脈による心不全だそうです。あのとき店内に他に人がいれば、加奈子が転倒したことに気づき、AEDや心臓マッサージなどの蘇生措置を行うことができたのではないか。そうすれば、彼女は死なずに済んだかもしれない……」

https://bunshun.jp/articles/-/54595?page=4
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