【文春】松屋の従業員有志が“パワハラ告発”嘆願書を本社に提出していた 「提出前に社員が死亡」

 文春オンラインによりますと、すき家、吉野家に続き松屋でも労働環境をめぐり社内でいざこざが起きていることが明らかになった。ネットでは、度重なる牛丼チェーン店での不祥事やスキャンダルにより「どこで牛丼を食べて良いかわからない」といった声があがっている。最近悪くなる一途をたどる外食チェーン店のイメージダウンが消費者の足を遠のけていることは言うまでもない。

大手牛丼チェーン「松屋」の従業員有志がパワハラなど労働環境の改善を求める嘆願書を本社に提出していたことが「週刊文春」の取材でわかった。6月2日に松屋本社に提出された嘆願書のタイトルは〈松屋の現状について〉。執筆者には現役の管理職をはじめ元社員、アルバイトなど様々な立場の従業員が名を連ねている。〈私たちは松屋を心からよくしたいと考えております〉〈現在の松屋の現場の状況をご存知でしょうか?〉という導入から始まるこの嘆願書はA4用紙で9枚に及び、「パワハラ」「評価制度」「退職する社員に対しての扱い」などの項目で、現場目線から同社の問題点が指摘されている。

https://bunshun.jp/articles/-/54987

「提出前に社員の死という悲劇が起きた」

 訃報を受けた従業員有志は6月2日、急いで嘆願書を本社に提出した。

 松屋本社に社員の死について聞くと、〈事実です〉と認めた上で、〈ご遺族からは、プライベートに関することが要因であると伺っており、弊社からの回答は控えさせていただきます。ご遺族感情に配慮していただけますようお願い申し上げます〉。そして、従業員有志による嘆願書について見解を求めると、〈弊社では、パワハラの防止や労務環境の改善に努めております。具体的な申し出があれば通報窓口で対応しております〉と回答した。

https://bunshun.jp/articles/-/54987
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