中日ドラゴンズ 根尾晃(ねおあきら)選手 野手から投手に転向へ ファンからは立浪監督に不満の声 投手での起用法は?

13日、中日ドラゴンズ 根尾晃(ねおあきら)選手が野手から投手へ転向することがすることが明らかになった。ファンからは根尾の野手の姿が見たかったと立浪監督に不満の声が上がっているが、今季のチーム成績を見ると投手転向させる理由が見えてくる。

今季の中日ドラゴンズは6月14日現在チーム打率がリーグ3位と打撃ではそこそこの成績となっているが、直近の試合では6試合で9得点と中村紀洋打撃コーチが2軍へ、配置転換してからは打撃の方も下降気味だ。得点力不足が目立ってきており、さらにベンチの雰囲気も最悪だ。

さらに、首脳陣が頭を抱えているのは、チームホールドP最下位の中継ぎ陣、先発投手の枚数不足だ。チーム防御率はリーグ5位(3.68)と投手陣は試合ごとに波が激しい。特に接戦の試合を落としている。(※6月13日現在、セリーグ首位のヤクルトはHP74、中日は54)

今季、根尾は打者としての打率が211、本塁打0、打点4、盗塁0と打者とし、プロ4年間の通算打率も1割台と、不甲斐ない成績だけに台所事情から行くと投手転向も致し方ないだろう。ファンが立浪監督だけを責めるのは問題がある。

元ヤクルトスワローズの宮本氏も交流戦を見て、こんなに中日戦を見たのは初めて。とし、一生懸命に戦っているけど、やっぱり戦力的には苦しいよなぁ。と述べ。戦力不足を口にした。

根尾投手の今後としては一軍のマウンドで中継ぎとして数試合試した後、使えなければ2軍で育成、戦力となりそうであれば中継ぎで様子見ながら枚数の足りない先発としての起用もあるだろう。ストレート、スライダーともにキレが良く押し込める要素もあるが、ストレートが真ん中に集まることが多くコントロールに難あるのが今後の課題だ。根尾晃選手の投手転校が吉と出るか凶と出るか、甲子園を沸かせた〝スターの原石″とも言える逸材の今後に目が離せない。

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