【水難事故】石川県白山市徳光町の徳光海水浴場で息子を助けようとし父親が心肺停止 

25日夕方、石川県白山市徳光町の海水浴場で親子2人が海に流される事故があり、父親が心肺停止の状態で病院に搬送されました。子どもは軽いケガをしましたが、命に別状はないということです。25日午後4時45分ごろ、白山市徳光町の松任海浜公園内にある海水浴場で「子どもが沖に流されて、父親が助けに行った」と近くにいた人から消防に通報がありました。警察などによりますと、子どもは10代の男の子とみられ、その後近くでサーフィンをしていた男性に救助されました。男の子を助けるために海に入った30代の父親も沖に流され、波打ち際から約30メートル沖合で救助されましたが、心肺停止の状態で病院に搬送されました。男の子は軽いケガをしましたが、命に別状はないということです。父親と男の子は家族4人で海水浴に来ていて、警察と消防が事故の原因を調べています。

https://www.ishikawa-tv.com/news/itc/00251387

危ない海岸は傾斜がきつく、砂がより流れやすいといいます。一度転べば地面ごと引き波に持っていかれるので、立とうにも立てないまま、まさに「波にさらわれて」しまうのです。 <水難学会 斎藤秀俊会長>「台風が近づいている、低気圧が来るときは必ず海は荒れますから、パッと見て大丈夫と思わずに、遠くからきょうの海は荒れていると感じたらそのまま家に帰ってほしい」  台風などが通過した後は時間差で波が高くなることもあります。身近にある危険な海岸と「波にさらわれる」怖さに目を向ける必要があります。

https://www.youtube.com/watch?v=jmNQvnNVj2k
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