
県気仙沼土木事務所によると、南三陸町志津川御前下の国道398号の片側が八幡川の水位上昇により100メートル以上にわたって崩落し、県は約300メートルを通行止めとした。県は雨量や水位の状況を見ながら17日に復旧工事を始める方針で、18日に片側交互通行での再開を目指す。
消防によると16日午前4時半ごろ、付近の道路から「車が水没している」と119番があり、乗用車に乗っていた40代の女性を救助した。この女性を含め、けが人はいない。
県気仙沼土木事務所によると、町内では他に県道3路線で規定の雨量を超えたため通行止めが続く。このうち志津川平井田の馬籠志津川線で路肩が約10メートル崩れた。同町歌津田の浦の泊崎半島線では30〜40センチの冠水が発生した。
町によると入谷地区の60〜70世帯で断水しており、破損した水道管の復旧工事を続ける。復旧の見通しは立っていない。町は給水車1台を派遣したほか、各戸に水を配布している。
スポンサーリンク
現場は2019年の台風19号でも災害が発生した地域だそうです。
これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです。