【画像】旦過市場で火事、8月12日、現在の様子 なぜ再び大規模火災?まるで戦場

【画像】旦過市場で火事、8月12日、現在の様子 なぜ再び大規模火災?まるで戦場

二つの火災が起きた場所は、いずれも古い木造の建物が密集。多くの店舗が連なって長屋のようになり、トタン屋根で覆われていた。坂口氏によると、このような市場一帯の環境から、大規模に燃え広がったメカニズムは二つの火災に共通しているとみられる。  建物が密集していると、消防隊員が中に入り込んで放水活動をするスペースがほとんど無い。トタン屋根は焼け落ちにくく、上からの放水は屋根より下へと伝わりにくい。火はトタンに逃げ場を塞がれて横へと広がりやすくなり、延焼につながった可能性があるという。坂口氏は「消防隊はそばの広い道路で待ち受けて放水するしかなく、延焼そのものを防ぐのは難しかったのでは」と分析する。  市消防局も、木造の建物が密集する場所の危険性を4月の火災で再認識していた。火災後は、同様の場所にある市内の飲食店105店舗に立ち入り検査を実施し、6月までに各店舗の防火体制を確認。旦過市場でも6月、関係者と初期消火の手順や避難経路を確認する訓練を実施していた。直近でも消防訓練の予定があり、市場関係者と内容を協議していたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/be9c2277b136d539ebb65894ac6269131ed2dfc4
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