
目次
「波崎シーサイド道路」の地主が男性を轢いて逮捕
茨城県警神栖署は12月5日、私有地通行を巡るトラブルで男性にけがを負わせたとして、傷害の疑いで、神栖市在住、無職の男(70)を逮捕した。
同署によりますと、容疑者は11月8日午後4時50分ごろ、同市の自宅前路上で、運転する軽トラックの前に鹿嶋市、会社役員、男性(43)が立ちふさがっているのを認識しながら急発進して男性に衝突、腰の骨を折るなど全治約2カ月のけがを負わせた疑いが持たれています。現在男は署で取り調べを受けていますが黙秘を続けているとのことです。
越川俊雄者の情報
- 【名前】:越川俊雄(こしかわとしお)
- 【年齢】:70歳
- 【職業】:無職
- 【容疑】:殺人未遂の疑い
波崎シーサイド道路通行料が4万円に
地元住民からも魔境として有名に
現地を通行した地元住民の話によりますと、入口は開いているがうっかり入ると極太ワイヤーと南京錠で中に閉じ込められ、「通行料」を払うまで脱出できないと言います。全方位監視カメラで監視されており、催涙スプレー噴射されることも。数年前は500円だったという通行料が今では4万円取られるという。
「シーサイド道路」の歴史
- 「シーサイド道路」は47年前、鹿島臨海工業地帯の開発に伴い開通。
- 封鎖前は1日5000台以上が通行。
- 現在では封鎖された場所を通ろうとすると4万円通行料を請求される。
- 封鎖されたことにより交通量が激減し、周辺の商店にも影響が出ている。
- 事の始まりは、父親が道路沿いにある土地を購入したことだという。
- 調べたところ、購入した土地の一部に道路約90m分がかかっていることが判明した。
- 父親は旧波崎町を相手取り、土地の境界線をめぐって裁判に。
- 1審は敗訴、控訴審で逆転勝訴し道路部分を含む約1000坪が私有地として認められる。
- 父親は買収交渉に応じなかった。理由として8年に及ぶ裁判で全財産を使い果たしたことと、老人ホームを作れなかったことだという。
- 2005年、旧波崎町と旧神栖町が合併し神栖市が交渉を引き継ぐ。
- 交渉額が半減したことで交渉は決裂し、11年前に父親が障害物を起き道路を封鎖した。
- 神栖市が注意STOPという看板を設置。
現地の様子









地元では有名
地元では、クソ物件として話題のスポットとなっていた、地主が逮捕されている今、魔鏡を通行するチャンスかもしれない。
