1・2級電気工事施工管理技術検定 合格率 受験生の声 難易度
電気工事施工管理技士とは、施工管理技士国家資格のうちの一つであり、電気施工管理技士1級と2級に区分されています。
資格を取得することで、建造物の建設や増築などに必要となる、「電気工事における施工計画の作成」、「工事の工程・安全・品質などの管理」、「電気工事の監督業」などを行えます。
施工管理技士は施工管理上の技術責任者として、高く位置づけられている重要な資格です。そのため、キャリアアップや転職において強力な武器となります。
試験を受けようと考えた方はまず、受験資格を確認しておきましょう。電気工事施工管理技士の試験は保有資格や学歴によって、必要な実務経験年数が異なるため、注意してください。
試験科目 | ●学科試験科目:1級・2級ともに「電気工学等」、「施工管理法」、「法規」の3科目である。 ●実地試験科目:「施工管理法」に関する筆記試験のみである。【1級 学科試験】科目と試験基準 ・電気工学等 (1)電気工事の施工に必要な電気工学、土木工学、機械工学及び建築学に関する概略の知識を有すること。 (2)発電設備、変電設備、送配電設備、構内電気設備等に関する一般的な知識を有すること。 (3)設計図書に関する一般的な知識を有すること。 ・施工管理法 電気工事の施工計画の作成方法及び工程管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理方法に関する一般的な知識を有すること。 ・法規 建設工事の施工に必要な法令に関する一般的な知識を有すること。 【1級 実地試験】試験科目 ・施工管理法 設計図書で要求される電気設備の性能を確保するために設計図書を正確に理解し、電気設備の施工図を適正に作成し、及び必要な機材の選定、配置等を適切に行うことができる高度の応用能力を有すること。【2級 学科試験】科目と試験基準 2級の試験科目・試験基準はこちらで確認ください。 ※1級は前年度と本年度の試験合格者及び該当技術士(電気・電子部門、建築部門)が受験できますが、2級は全員受験できます。【科目免除】 以下に該当する人は「学科試験」が免除されます。 ●1級 ・前年の学科試験合格者。 ・「技術士資格」を所持している人は、電気工事施工管理技士の「学科試験」免除が受けられます。 ・電気工事施工管理技士資格を取得すれば、下記の資格試験受験時に科目免除や要件免除等が受けられます建築設備士(受験資格) 監理技術者(認定要件) 計装士(学科B) 監理技術者(認定要件) ●2級 ・前年度2級電気工事施工管理技術検定・学科試験に合格し、実地試験が不合格又は欠席をした人。 ・「技術士資格」を所持している人は、電気工事施工管理技士の「学科試験」免除が受けられます。 |
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スケジュール | ●試験実施 1級 【第一次】6月第2日曜日 【第二次】10月第3日曜日 2級 【第一次・第二次】【第二次のみ】11月第2日曜日 【第一次のみ】(前期)6月第2日曜日 (後期)11月第2日曜日 ●申込期間 1級 1月下旬~2月上旬 2級 (第一次・第二次)7月上旬~中旬 (第一次のみ)(前期)1月下旬~2月中旬 (後期)7月上旬~中旬 (第二次のみ)7月上旬~中旬 令和4年度電気工事施工技術検定1級・2級 試験日程 |
試験会場 | ・1級 札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄 ・2級 (第一次・第二次)(第一次のみ 後期) 札幌、青森、仙台、東京、新潟、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、沖縄 (第一次のみ 前期) 札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄 |
受験料 | ●1級 (第一次)11,800円 (第二次)11,800円 ●2級 (第一次・第二次)13,200円 (第一次のみ・第二次のみ) 各6,600円 |
資格難易度 | ●難易度 1級 「B」 普通 2級 「C」 やや易【資格の難易度レベル】 電気工事施行管理技術検定試験は、施行管理に関する知識だけでなく、現場を監督する人として必要な知識も広く出題されます。そのため、工事現場で経験してきた工事の中でも、自分が詳しくない分野や経験していない分野の工事の内容も学習しておかなければなりません。しかし、電気工事に携わってきた人なら、予備校や専門の学校に行かないと合格できないほど難しい試験ではなく、独学や通信教育でも十分合格することは可能ですが、決して易しい試験ではありません。 また、この試験は、実務経験がある方しか受験できませんので、受験者の約8割が電気の仕事に携わっている方です。言い換えれば勉強をしていなくてもある程度の点数は取れる方ばかりが受ける試験であることを認識しておくことです。 1級の難易度は第一種電気工事士より、また2級の難易度は第二種電気工事士より少し高いレベルです。電気工事施工管理技士の試験問題の基本的な内容は1級も2級も同じで、合格率もそれほど差はありませんが、試験の難易度は1級が2級よりも高くなります。どちらも勉強方法は過去問を重点的に学ぶことで突破が可能です。——————————————– ●合格率 令和3年度1級電気工事施行管理技術検定(学科・実地) (学科)受験者数15,001名 合格者数7,993名 合格率53.3% (実地)受験者数7,922名 合格者数4,655名 合格率58.8% 令和3年度2級電気工事施行管理技術検定(学科・実地) (学科)受験者数8,359名 合格者数4,776名 合格率57.1% (実地)受験者数6,932名 合格者数3,493名 合格率50.4%※参考データ 令和2年度2級電気工事施行管理技術検定(学科・実地) (学科)受験者数8,239名 合格者数4,818名 合格率58.5% (実地)受験者数6,588名 合格者数2,967名 合格率45.0% ・令和元年度2級電気工事施行管理技術検定(学科・実地) (学科)受験者数7,548名 合格者数4,237名 合格率56.1% (実地)受験者数7,151名 合格者数3,249名 合格率44.4% ・令和元年度1級電気施工管理技術検定試験結果 (学科)受験者数15,048名 合格者数6,128名 合格率40.7% (実地)受験者数8,114名 合格者数5,382名 合格率66.3% ・平成30年度2級電気工事施行管理技術検定(学科・実地) (学科)受験者数8,222名 合格者数5,164名 合格率62.8% (実地)受験者数7,961名 合格者数3,436名 合格率43.2% ・平成30年度1級電気施工管理技術検定試験結果 (学科)受験者数16,989名 合格者数9,532名 合格率56.1% (実地)受験者数12,034名 合格者数8,875名 合格率73.7% ・平成29年度2級電気工事施行管理技術検定(学科・実地) (学科)受験者数9,548名 合格者数5,995名 合格率62.8% (実地)受験者数8,577名 合格者数3,423名 合格率39.9% ・平成29年度1級電気施工管理技術検定試験結果 (学科)受験者数17,922名 合格者数8,595名 合格率48.0% (実地)受験者数10,493名 合格者数6,556名 合格率62.5% |
解答速報
令和5年度 1級電気工事施工管理技士 第一次検定問題と総評
https://www.cic-ct.co.jp/sohyo/denki
受験生の声
2級電気工事施工管理技士一次試験受験してきました。結構新出問題があった気はしますね。参考書とにらめっこして自己採点したところ 正答30問程度はありそう…
まぁ、24問で合格なので 勉強4〜5日にしては余裕もあっていい方ですかね pic.twitter.com/nw8gaGeSei
RT @ILfen_vrc: 2級電気工事施工管理技士補試験受けに来た
成蹊大学!
電気工事施工管理技士の試験受けてきたー
安倍元総理の母校だね!
はじめて行ったけど、アカデミックな感じの建物のデザインが好みだった。
月末には遊びに行く予定と、学校の中間試験があるからまだまだ頑張らねば pic.twitter.com/oTwTYYP3Ww
RT @HSYsgr: おはようございます。梅雨入りの東京地方は雨模様です。試験ですが、日商簿記(統一試験)、施工管理技士(電気工事、建築)、キャリアコンサルティング2級、医療秘書技能、医療経営士、サービス接遇、2次元CAD、タイ語、HSK、TEAPなどが予定されています。