「中日ドラゴンズ1-3読売ジャイアンツ」(3日、バンテリンドーム)
中日は、引き分け以上で球団史上初となる2年連続最下位を免れることができる状況で迎えた今季最終戦の巨人戦で敗れ、最終順位は4日のヤクルト-阪神戦の結果にかかっています。
試合後のセレモニーで、立浪和義監督は「今年のドラゴンズの成績と私への批判、不満。これをしっかりと受け止めて、秋から再出発します。私には若い選手を一人前にする責任があります。そして来年、生まれ変わったドラゴンズを皆さんにお見せできるよう、秋から全力で頑張って参ります。来年、期待して下さい」と挨拶しました。
堂上、福田、谷元、大野奨の引退セレモニーの際には、温かい拍手、大きな声援、感動の涙が球場を包みました。しかし、立浪監督の挨拶になると、雰囲気は一変。スタンドからは「辞めろぉ」「うるせえー」といった怒号やブーイングが飛び交い、異常事態となりました。それでも、挨拶の終盤には「頑張れよ」「辞めるなよ」という激励の拍手も聞かれましたが、ファンの不満を示すセレモニーとしては異例の出来事でした。