
福井県吉田郡永平寺町の永平寺参ろーどで、10月29日午前10時25分ごろ、自動運転車両が進路左側に駐輪していた自転車に接触しました。この自動運転車両には当時4人の乗客が乗っていましたが、幸いにも彼らにけがはありませんでした。
この車両は国内で初めて最高水準である「レベル4」の認可を受けており、運転手を必要とせず、遠隔操作も必要ない状態で走行できるようになっています。今年5月28日から一般の乗客を乗せて、町内の2キロ区間で運行を開始しましたが、今回の事故はその運行開始以来初めてのものとなります。
事故を受けて、運行主体である永平寺町は安全対策を十分に確認するまで自動運転の運行を中止することを発表しました。事故原因については現在調査中です。