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【警鐘】備蓄米に潜む「カビ毒」のリスクとは?知らずに食べると体への影響も…
政府が食料安全保障のために確保している「備蓄米」。近年、小泉進次郎農水相の決断により、市場に「小泉米」として格安販売され、多くの消費者に歓迎されています。5キロ2000円以下という破格の価格も話題となりました。
しかし、裏では重大なルール変更が静かに行われていたことをご存じでしょうか?
その変更とは、「カビ毒検査の簡略化」です。
備蓄米から検出される可能性のあるカビ毒とは?
米に生えるカビの中には、**マイコトキシン(カビ毒)**という有害物質を生成するものがあります。中でも以下のカビ毒は人体に重大な影響を及ぼすことが知られています。
主なカビ毒の種類と人体への影響
- アフラトキシン:自然界最強の発がん性物質。肝臓がんのリスクを高め、閾値がなく、少量でも危険。
- オクラトキシンA:腎臓に悪影響。慢性腎不全の一因とされる。
- シトリニン:同じく腎障害を引き起こす可能性あり。
- ステリグマトシスチン:肝臓に毒性があり、発がん性も指摘。
- パツリン:胎児への影響、免疫抑制、腎・肝毒性を引き起こすおそれ。
なぜ今、備蓄米の「安全性」が懸念されているのか?
本来、備蓄米はカビや異物の混入をチェックするために、「メッシュ検査」と呼ばれる工程を経て出荷されます。これは、1センチ四方の金属製メッシュに米を通し、カビの塊や異物を取り除く重要な工程です。
ところが、2024年末以降、この検査が任意に変更されたことが判明。
農林水産省の公式サイトにも、「メッシュチェックを行わずに引き渡すことも可能」との記載があります。
つまり現在では、カビ毒の有無について検査するかどうかが、小売業者のモラルに委ねられている状態なのです。
ドン・キホーテでも販売開始。しかしカビ毒検査の有無は「回答控える」
2025年6月、小泉農水相は「MEGAドン・キホーテ大森山王店」を視察。ここで実際に備蓄米が販売されています。しかし、運営会社にカビ毒検査の実施状況を問い合わせたところ、「回答を控えさせていただきます」との返答。
このように、消費者が安心して口にできるかどうか、明確な保証がないのが現状です。
カビ毒は加熱しても消えない!
多くの人が誤解していますが、カビそのものは加熱で死滅するものの、カビ毒(マイコトキシン)は加熱しても分解されません。つまり、炊飯しても毒性は残るのです。
安全な米を選ぶために、私たちができること
- 米の保存方法に注意
湿気を避け、風通しの良い冷暗所に保存することが、カビの発生を防ぐ基本です。 - 不自然に安い米には注意
価格だけで飛びつくのではなく、検査体制や生産履歴を確認しましょう。 - 精米日・検査日をチェック
パッケージに表示されている精米日や検査の有無が、安心材料になります。
まとめ:命に関わる可能性も。備蓄米の「カビ毒問題」を見逃すな
備蓄米が市場に出回ること自体は、食品ロス削減や価格安定という点で歓迎すべき動きです。しかし、検査のルールが緩和されてしまった今、消費者の知らぬ間にカビ毒を摂取するリスクがあるのも事実。
安さの裏に潜むリスクを見逃さず、「安全な食」を守る意識を持つことが、これからますます求められます。
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