【参院選2025】参政党の岩本麻奈氏が比例代表で当選確実　医師から国政へ、”予防医療の旗手”が新たな一歩

2025年7月21日6時42分、参議院選挙の比例代表（全国区）で、参政党公認の新人候補・岩本麻奈氏（60）の初当選が確実となった。医師としての経験を活かし、「薬に頼りすぎない健康社会」を訴えた政策に共感が集まり、国政の場へと進出することになる。

■ 岩本麻奈氏とは？〜経歴・実績まとめ〜

• 年齢：60歳
• 出身・職業：皮膚科専門医
• 留学歴：大学卒業後、フランスに渡欧。現地で**アンチエイジング医療（抗加齢医療）**を研究。
• 現在の活動：複数の美容・予防医療クリニックに勤務しながら、執筆・講演活動にも積極的に従事。
• 著書：女性の健康や美容医療に関する著書多数。医学的知見と社会的視点を融合した発信に定評がある。

■ 「薬に頼らない社会を」──岩本氏が訴えた政策メッセージ

今回の選挙で岩本麻奈氏が特に強調したのは、「薬や検査に過剰に依存しない健康社会の構築」。これは高齢化が加速する現代日本において、国家的課題でもある医療費削減や生活習慣病予防の観点からも大きな注目を集めた。

岩本氏の主な政策テーマは以下の通り：

• 医療の予防シフト（治療から予防へ）
• 子どもの発達や食育、アレルギー対策への支援
• 健康教育の充実と医療リテラシーの向上
• 女性のヘルスケア・更年期対策の強化
• 健康寿命を延ばす社会インフラの整備

これらのビジョンは、既存の医療制度に不安や不満を抱える有権者層に強く響いたと見られる。

■ 新人ながら異例の注目度、なぜ岩本氏が支持されたのか？

医師という専門性に加え、岩本氏の発信スタイルは非常に「市民目線」に近い。SNSや著書、YouTubeなどを通じ、難解な医療知識をかみ砕いて伝える姿勢が、特に中高年層の女性や健康意識の高い層に評価された。

さらに、参政党が掲げる「教育・食・健康」の3本柱政策との親和性も高く、党内でも早くから”医療分野の切り札”として期待されていた。

■ 参政党にとっても大きな追い風

今回の選挙では、参政党から複数の新人候補が当選圏内に入っており、党勢拡大の兆しが明確に。岩本氏の当選は、専門家を積極的に擁立する同党の戦略が一定の成果を上げたことを示す象徴的な出来事だ。

政党色が濃くなりがちな国政選挙の中で、「専門家が政策をリードする」というモデルケースとして、今後の政治にも大きな影響を与えるとみられる。

【今後の注目ポイント】

1. 国会での医療・健康政策の推進力
   　→ 岩本氏が実際にどのような法案や政策立案に関与するかが焦点。
2. 超高齢社会における”予防医療モデル”の実現可能性
   　→ 現場の医師だからこそ見える課題解決へのアプローチに期待。
3. 参政党の中での役割拡大
   　→ 今後の党運営や広報、政策立案チームでの重用も濃厚。

【まとめ】“美と健康の専門家”が国政のステージへ──岩本麻奈氏の挑戦は続く

医療の専門家として、そして一人の母親・女性としても社会課題と向き合ってきた岩本麻奈氏。その知見と経験を、次は**「国政」という舞台で発揮することになる**。

医療と政治、2つの世界を橋渡しする存在として、彼女が日本の未来にどう貢献していくのか──今後の動向から目が離せない。