2025年新米高騰はなぜ??、創業史上最高値!5キロ7800円の衝撃と備蓄米の行方を徹底考察

2025年新米、創業史上最高値!5キロ7800円の衝撃と備蓄米の行方を徹底考察

今年も待望の新米シーズンが到来しました。しかし、スーパーや米店で販売されている価格を見て、多くの消費者が驚きを隠せません。特に高知県産「よさこい美人」は5キロで7800円、例年の1.5倍近い異常高値です。なぜ今年の新米はここまで値上がりしているのでしょうか。今回は、最新情報を徹底考察し、備蓄米の現状もあわせて解説します。


1. 新米価格が高騰した理由とは?

① JA概算金の高騰

コメ店「農家産直米すえひろ」の荒金一仁代表は、創業23年で「創業以来の最高値」と語ります。その背景の一つが、JAの概算金の高騰です。概算金とは、農家と業者間での最低取引価格の目安で、去年よりも高騰しました。これにより、小売価格も自然と押し上げられています。

② 業者間の買い付け競争の激化

福井県のブランド米「ハナエチゼン」では、例年より早く収穫を開始するなど、天候の影響も大きく出ています。さらに、最初の提示価格が安いと、県外の業者がターゲットに入り、買い付け競争が激化。結果として、スーパーでの新米価格も例年より高くスタートしています。

③ 気象条件による収量・品質への影響

猛暑・高温が続き、福井県の農家も「初めての経験」と語るほど。今年の異常気象は、収量減少と品質維持のコスト増につながり、価格高騰の一因となっています。


2. スーパー・コメ店の店頭価格まとめ

地域銘柄内容量価格(税込)
高知県よさこい美人5kg7,800円
高知県コシヒカリ5kg6,450円
福井県ハナエチゼン5kg4,700円
埼玉県宮崎県コシヒカリ5kg4,526円

消費者は、値段重視で**令和6年産の旧米(5kgで3,800円台)**を購入する傾向も見られます。つまり、新米人気と価格のバランスに差が出ています。


3. 備蓄米は倉庫に山積み!販売期限は迫る

岩手県の佐々木米穀店では、備蓄米9トンが倉庫に積み上げられています。本来なら2カ月前に販売開始できるはずでしたが、入荷遅れにより販売計画が大きく狂いました。政府が定める販売期限は今月末まで。販売延長の案内はまだなく、業者の間では「どう売り切るか」が大きな課題となっています。


4. 消費者視点の新米選びポイント

調査では、消費者が新米を選ぶ際に最も重視するポイントは以下の通りです。

  1. 価格の安さ
  2. ブランドや銘柄よりも、家族の人数に応じた購入量
  3. 備蓄米との比較

高値の新米は注目される一方、家計を考えた選択が優先される傾向があります。


5. まとめ:今年の新米高騰の傾向と今後

  • 今年の新米価格は、例年より1.5倍~1.6倍に高騰。
  • 背景には、JA概算金の高騰、業者間競争、異常気象がある。
  • 備蓄米の販売期限も迫っており、倉庫に山積みの在庫は販売戦略が課題。
  • 消費者は値段重視で旧米を選ぶ傾向が強い。

今年の新米高値は、消費者だけでなく、業者や農家にとっても大きな悩みとなっています。今後の動向としては、政府の備蓄米販売延長や、今後入荷する新米の価格動向が注目されます。

この記事を書いた人: NEWS FOREST 編集部

独立系メディアとして、自然・社会・人の調和をテーマに取材・発信を行っています。

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