【速報】群馬・上越線でSL脱線事故 D51形498号機が試運転中にトラブル発生【JR東日本】

【速報】群馬・上越線でSL脱線事故 D51形498号機が試運転中にトラブル発生【JR東日本】

2025年9月4日午前、群馬県みなかみ町の上越線・後閑駅〜上牧駅間で、JR東日本の蒸気機関車「D51形498号機」による試運転列車が脱線する事故が発生しました。

JR東日本高崎支社によると、事故が起きたのはSLの試運転中で、乗客は乗っておらず、乗務員にもけが人は確認されていません。現在、同社が詳しい状況を調査しています。

SL「D51形498号機」とは?

「D51形498号機」は、かつて貨物輸送の主力として活躍した蒸気機関車「デゴイチ」の現存機で、観光列車として復活運行されることで鉄道ファンに広く親しまれています。

特に、群馬県の高崎駅を起点に信越本線や上越線を走る「SLぐんま号」などで運用され、多くの観光客を集めてきました。

今回事故を起こした「D51形498号機」は、7月19日に高崎駅から信越線に向かう臨時列車で故障し、その後修理を実施。9月4日は上越線で修理後の試運転を行っていた矢先の出来事でした。

事故の背景と鉄道への影響

今回の脱線事故は試運転列車で発生したため、営業運転への影響は限定的とみられます。しかし、観光資源として人気の高いSL列車の安全性に注目が集まっており、今後の復旧作業や運行再開の見通しが焦点となります。

JR東日本は事故原因の究明を急ぐとともに、再発防止策を検討するとしています。

鉄道ファン・地域観光への影響は?

「SLぐんま号」などの運行は地域観光と深く結びついており、D51形498号機の脱線は観光業にも大きな影響を与える可能性があります。今後、代替機のC61形20号機などが運用に回るかどうかも注目されています。

まとめ

事故発生日:2025年9月4日午前 場所:群馬県みなかみ町 上越線・後閑駅〜上牧駅間 車両:蒸気機関車「D51形498号機」試運転列車 被害状況:乗客なし、乗務員もけがなし 背景:7月19日に故障→修理→試運転中に脱線

今回の事故は人的被害こそなかったものの、観光資源として重要なSL列車の信頼性に影響を与える可能性があり、鉄道ファンや地域住民にとって大きな関心事となっています。

この記事を書いた人: NEWS FOREST 編集部

独立系メディアとして、自然・社会・人の調和をテーマに取材・発信を行っています。

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