【速報】広島が創価大・立石正広をドラフト1位指名公表 山口出身の強打内野手に熱視線

【速報】広島が創価大・立石正広をドラフト1位指名公表 山口出身の強打内野手に熱視線

プロ野球・広島東洋カープは10月13日、マツダスタジアムで行われたスカウト会議で、今月23日に開催されるドラフト会議において、創価大学4年の立石正広(たていし・まさひろ)内野手を1位指名することを正式に公表した。
3年連続で12球団最速の1位指名公表となり、球団の強い“本気度”がうかがえる。


広島が早期公表した狙いと背景

広島は近年、即戦力野手の確保を最優先課題としており、昨年のドラフト1位・佐々木(青山学院大)に続く2年連続の野手1位指名となった。
球団関係者によると「今年のドラフトでは、最も高く評価したのが立石選手。チームの将来を背負える打者」との評価で一致。
早期の1位指名公表は、競合球団へのけん制と、本人・ファンへのメッセージでもある。


立石正広(たていし・まさひろ)プロフィール

項目内容
名前立石 正広(たていし まさひろ)
生年月日2003年11月1日
出身地山口県防府市
身長 / 体重180cm / 約85kg
投打右投げ右打ち
守備位置内野手(三塁・二塁)
出身校高川学園高(山口)→ 創価大学
主な経歴東京新大学リーグ3冠王、日本代表選出2回
50m走6.0秒前後
特徴長打力と広角打法を兼ね備えた右の強打者

高校時代:高川学園で頭角を現す

立石は山口県防府市出身。高川学園では1年時からベンチ入りし、3年夏には甲子園に出場。
高校通算本塁打こそ突出して多くはなかったが、ミート力と勝負強さが評価され、複数の大学からスカウトを受けた。
創価大学進学後は、持ち前のスイングスピードと柔軟な打撃技術をさらに磨き上げた。


大学時代:東京新大学リーグ3冠王、日本代表入り

創価大では1年春からベンチ入り、秋にはレギュラーに定着。
2年春には東京新大学リーグで「打率・本塁打・打点」の3冠王を達成し、大学球界を代表するスラッガーへと成長した。

2025年春季リーグでは、全12試合で打率.412、5本塁打、16打点の2冠を獲得。
さらに、2年連続で**大学日本代表(侍ジャパン)**にも選ばれ、木製バットへの対応力や選球眼も大幅に向上した。

創価大の森下監督は「彼は努力の天才。常に自分を追い込む姿勢がある」と高く評価している。


特徴・プレースタイル

■ 強烈な長打力と広角打法

立石の最大の武器は、強烈な打球速度と広角への打ち分け能力
右打者ながらライト方向にも強い打球を飛ばすことができる。プロ関係者からは「西武・中村剛也の若い頃を思わせる」との声もある。

■ 柔軟な打撃メカニズム

無理のないスイング軌道と体重移動が特徴で、低め変化球にも強い。
打球角度を意識したフォーム改良で、長打率は大学トップクラスを誇る。

■ 守備と走塁も高水準

本職は三塁手だが、二塁守備もこなす器用さを持つ。肩の強さと反応速度に優れ、守備面でも総合力が高い。
50m6.0秒の俊足もあり、走塁面でも隙がない。


広島カープの狙いと期待

近年の広島は、若手育成と中軸打者の世代交代がテーマとなっている。
立石は右の強打者として即戦力の期待を背負う存在であり、球団スカウト部長も「打撃でチームを引っ張る存在になれる」と太鼓判を押す。

山口県出身という地縁もあり、地域密着の球団方針とも合致。
“地元から球団の未来を背負うスター誕生”を予感させるドラフト戦略だ。


今後の展望:プロで期待される役割

  • 初年度から二軍で打撃力を磨き、早期の一軍デビューを狙う可能性が高い。
  • 将来的には、中軸候補(三塁・一塁・DH)として長打力を発揮するタイプ
  • 課題は守備位置の固定と変化球対応。ここを克服すれば、“打てる内野手”として球界を代表する存在となるだろう。

まとめ|広島の未来を担う「右の主砲候補」

立石正広は、創価大で圧倒的な成績を残した右の強打者であり、山口出身という地元スター候補。
広島が他球団に先駆けて指名を公表したのは、“競合覚悟の本気の指名”である。

ドラフト当日、他球団との競合があるかにも注目が集まるが、
カープが描く「地元から育てる未来の主砲構想」の中心に、立石正広がいることは間違いない。

この記事を書いた人: NEWS FOREST 編集部

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