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【速報】大相撲の人気力士・遠藤が引退を決意!13年間の現役生活に幕、「北陣親方」として指導者の道へ
大相撲で巧みな技能と端正な容姿で一世を風靡した人気力士、元小結の遠藤聖大(えんどう・しょうた)関(35)=追手風部屋、石川県穴水町出身=が、現役引退を決意したことが27日、明らかになりました。長年の怪我との闘いの末、プロ人生13年間の幕を閉じ、今後は**年寄「北陣」**を襲名し、指導者として角界に残ります。
満身創痍の末の決断
遠藤関は今年に入って両膝の怪我に悩まされ、特に今夏には両膝の手術を受けました。直近の7月名古屋場所と9月秋場所を連続で全休し、番付は十両から来月の九州場所での幕下陥落が確定していました。
復帰を目指しリハビリを続けていましたが、この度、現役続行を断念。今月に入り、地元の関係者らに引退の意向と、これまでの支援に対する感謝の意を丁寧に伝えたということです。
史上最速で駆け上がった「期待の星」
遠藤関は日大時代にアマチュア横綱などの主要タイトルを獲得し、史上2人目となる幕下10枚目格付け出しの資格を得て角界入りを果たしました。
- 角界入り: 2013年春場所
- 新入幕: 所要わずか3場所(史上最速タイ)
そのスピード出世と、土俵上で見せる粘り強い相撲、そして「永谷園」のCMにも起用されるほどの端正なルックスで、デビュー直後から「スー女(相撲好き女子)」ブームの火付け役となり、角界屈指の人気力士として活躍しました。
輝かしいキャリアと怪我との闘い
最高位は小結ながら、遠藤関は怪我に苦しみながらも土俵を沸かせ続けました。
| 主な戦績 | 詳細 |
| 最高位 | 小結 |
| 幕内在位 | 69場所 |
| 三賞受賞 | 6回(技能賞4回、殊勲賞1回、敢闘賞1回) |
| 金星獲得 | 7個 |
| 生涯戦歴 | 527勝494敗88休(76場所) |
特に左腕や足首、そして晩年の両膝の怪我は深刻で、一時は十両に転落しながらも、不屈の闘志で幕内に返り咲く粘り強さを見せました。
指導者へ:年寄「北陣」を襲名
日本相撲協会は27日、元幕内・天鎧鵬の北陣親方(41)が26日付で退職したことを発表しました。この「北陣」の年寄株は遠藤関が保持していたものであり、引退後は**「北陣親方」**として日本相撲協会に残り、後進の指導にあたることが決定しています。
現役時代には「力士は土俵で」という美学を貫き、多くを語らない姿勢もファンを惹きつけました。今後は指導者として、その巧みな技と相撲センスを若手に伝えていくものとみられます。人気力士の引退は惜しまれますが、新たなスタートを切る「北陣親方」の活躍に期待が高まります。


