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【速報】スルメイカ漁に初の停止命令 漁獲枠超過で11月1日から全国の小型イカ釣り船に影響も

水産庁は2025年10月31日、スルメイカ漁について漁獲枠を超過したとして、全国の小型イカ釣り船に対し11月1日から来年3月末まで漁の停止命令を出しました。スルメイカ漁に対して正式な停止命令が出されるのは今回が初めてです。
■ 異例の豊漁が原因 海水温や黒潮の変化も影響か
近年、スルメイカ漁は漁獲量の減少が続いていましたが、今年は海水温の上昇や黒潮の流れの変化などの影響で、各地で例年にない豊漁が続いていました。その結果、小型イカ釣り船による年間漁獲枠の上限をすでに超過したことが確認されたため、今回の停止措置が取られた形です。
■ 11月1日から漁停止へ 業界に大きな打撃
水産庁は全国の漁業者に対し、2025年11月1日から2026年3月31日まで、小型イカ釣り船によるスルメイカ漁を停止するよう命令。
この決定により、イカを主力とする沿岸漁業や加工業者への影響も懸念されています。
■ 予備枠に余裕あり 国の審議会で見直しの可能性も
ただし、水産庁関係者によると、漁獲枠が不足した場合に追加配分される「予備枠」にはまだ余裕があるとのこと。
来週開かれる国の審議会で調整が行われれば、今回の停止命令が一部解除される可能性もあるとしています。
■ スルメイカ漁とは
スルメイカは日本近海で最も多く漁獲されるイカの一種で、主に北海道から九州北部の日本海・太平洋側で水揚げされています。刺身や干物、加工品などに広く利用され、日本の食文化を支える重要な水産資源です。
■ 今後の見通し
今回の漁獲制限は、資源管理と持続可能な漁業のバランスを取るための重要な判断とされています。
一方で、現場の漁業者からは「急すぎる」「収入への影響が大きい」との声も上がっており、今後の国の対応や枠調整の行方に注目が集まります。







