記憶に残る元気印がスパイクを脱ぐ!楽天・山田遥楓内野手(29)が11年間の現役生活に終止符「先天性難聴で耳が聞こえないハンディを乗り越えプロで躍動した11年を振り返る」

記憶に残る元気印がスパイクを脱ぐ!楽天・山田遥楓内野手(29)が11年間の現役生活に終止符

楽天ゴールデンイーグルスの山田遥楓内野手(29)が、今シーズン限りでの現役引退を決断したことが1日、明らかになりました。プロ11年間を駆け抜けたムードメーカーは、スポーツニッポン本紙の取材に対し、「野球めちゃくちゃ楽しかったです。西武、日本ハム、楽天の球団関係者、全てのファンの皆様に感謝です」と清々しい言葉を残しました。

⚾ プロ野球人生の軌跡

西武ライオンズ時代:プロ初安打初本塁打の鮮烈デビュー

山田選手は、佐賀工高校から2014年のドラフト5位で西武ライオンズに入団しました。

  • プロ初安打・初本塁打: 10年ぶりのリーグ優勝を果たした2018年9月19日の日本ハム戦に「8番・三塁」でプロ初先発出場。4回に堀投手からプロ初安打初本塁打となる2ランを放つ鮮烈なデビューを飾りました。
  • 「獅子男」パフォ―マンス: この本塁打の際、自主トレで師事し尊敬する松田宣浩選手(元ソフトバンク)の「熱男」をアレンジした**「獅子男」**を披露し、球場を熱狂させました。
  • 自己最多出場と「劇団獅子」: 2021年には自己最多の98試合に出場。また、2022年には試合前の辻監督(当時)の紹介時にビジョンに登場し、小道具などで盛り上げる**「劇団獅子」**の一員としても話題となり、プレー以外でもファンを沸かせました。

トレード、そして楽天へ:ユーティリティプレイヤーとしての貢献

2022年オフにトレードで北海道日本ハムファイターズへ移籍。2023年は29試合の出場に留まり、戦力外通告を受けました。

  • 楽天への加入と支配下登録: その後、東北楽天ゴールデンイーグルスと育成契約を結び、2024年シーズン開幕前には支配下登録を勝ち取りました。
  • 強肩と守備力: 強肩が武器で高い守備力を誇り、内野の全ポジションを守れるユーティリティプレーヤーとして2024年は25試合に出場しましたが、今季(2025年)は一軍出場がありませんでした。

👂 ハンディを乗り越えた「ムードメーカー」

山田選手は、先天性難聴で右耳が全く聞こえないというハンディを抱えながら、プロの世界で11年間を駆け抜けました。

  • 誰よりも声を張り上げる: 練習、試合を問わず、誰よりも声を張り上げるムードメーカーとしてチームに欠かせない存在でした。
  • 家族への感謝: 引退を決断した29歳は、両親や家族への深い感謝の念を述べています。「小さい時から野球を教えてくれた父親、朝早くからご飯を作ってくれたり、ユニホームを洗ってくれた母親。本当に両親の支えなしにここまでこられませんでした」「耳が聞こえない事が分かった時はかなり不安だったと思います。その中でもここまで強く育ててくれました」と、家族の支えがプロ生活の原動力であったことを語っています。

📊 通算成績

項目記録
通算試合出場252試合
安打64安打
本塁打1本塁打
打点31打点
打率.196
盗塁

(※2024年の楽天での打率については、記事内で.160との記載があります)

🤝 ファンへの感謝と第二の人生

山田選手は戦力外通告を受けた後、自身のインスタグラムを更新し、家族、そしてファンへの感謝の思いを綴りました。

おとん、おかんこんなしょうもない息子やけども本当にここまで支えてくれてありがとう。感謝してます 11年間も現役出来たのは間違いなく家族の支えです。

そして、東北での2年間宝物です。楽天のファンの方々こんな僕のタオルを沢山掲げて頂き心から感謝してます。先輩、同級生、後輩、本当にありがとうございました。めちゃくちゃ楽しかったです。 やっぱ野球楽しかったです。出逢えてよかったです。これからも宜しくお願い致します。

これからどんな道になるかはまだ分かりませんが山田遥楓としての人生は続きます! 楽しんで行きます!

今後については球団を離れる意向で、まだ未定としながらも、既にトークショーや野球教室の依頼が殺到しているとのこと。「お仕事何かあれば日本全国どこへでも行きます! トークショーでも野球教室でも学校訪問でも何でもやりますよ! 今度は僕が返していく番です」と、第二の人生でも持ち前の元気と熱さで駆け抜ける決意を表明しています。

記録よりも記憶に残る元気印・山田遥楓選手。野球人生で培った情熱とコミュニケーション能力を武器に、新たな舞台でも「熱男」ならぬ「獅子男」スピリットを炸裂させることでしょう。

この記事を書いた人: NEWS FOREST 編集部

独立系メディアとして、自然・社会・人の調和をテーマに取材・発信を行っています。

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