【独自】中村敬斗選手ストーカー事件:国際派エースを襲った罪と罰則、ストーカー規制法の全貌

【独自】中村敬斗選手ストーカー事件:国際派エースを襲った罪と罰則、ストーカー規制法の全貌

サッカー日本代表の中村敬斗選手へのストーカー行為で、自称フリージャーナリストの女が逮捕された事件。前回の記事では事件の経緯とSNSを悪用した手口を深掘りしました。今回はさらに一歩踏み込み、逮捕容疑である**「ストーカー行為」が具体的にどのような罪に問われ、どのような刑罰が科されるのか**を、法律の観点から徹底解説します。

逮捕容疑の法的根拠:ストーカー規制法違反が意味するもの

今回、川野美由紀容疑者(65)が問われている罪は「**ストーカー行為等の規制等に関する法律違反**」です。この法律は、被害者の身体の安全、平穏な生活、名誉及び自由を脅かす行為を規制するために制定されています。

「つきまとい等」と「ストーカー行為」の違い

法律上、ストーカー規制法違反は「つきまとい等」と「ストーカー行為」の2段階で構成されており、本件の逮捕容疑は後者の**「ストーカー行為」**です。

  • つきまとい等: 恋愛感情などの好意や、それが満たされなかった怨恨の感情に基づき、特定の相手に対して行う迷惑行為(例:尾行、SNSでの執拗なメッセージ、面会要求など)を指します。
  • ストーカー行為: この「つきまとい等」を**反復して行うこと**を指し、より重い罪として扱われます。

適用される罪名と具体的な刑罰

容疑者は、SNSを通じてのメッセージ送信や義務のない要求を反復し、「ストーカー行為」に該当すると判断されました。これにより、以下の罪と刑罰が適用される可能性があります。

罪名:ストーカー行為罪

禁止命令などが出ていない段階で「ストーカー行為」を行った場合、以下の罰則が適用されます。

【ストーカー行為罪(基本的な罰則)】

1年以下の懲役 または 100万円以下の罰金

禁止命令違反による加重罰則

さらに、警察や公安委員会から「禁止命令」が出されていたにもかかわらず、それに違反してストーカー行為を行った場合、罰則は大幅に加重されます。これは、法の命令を無視した悪質なケースに対して適用されます。

【禁止命令等違反時の罰則】

2年以下の懲役 または 200万円以下の罰金

今回は逮捕時点での容疑であるため、まずは基本的な「ストーカー行為罪」が問われる可能性が高いですが、被害の深刻度によってはより厳しい処分が下されることも考えられます。

結論:国際派アスリートを守る法の壁

フランスのスタッド・ランスで活躍する中村敬斗選手に対する今回の事件は、物理的な距離があってもインターネットを通じて誰でも被害者になり得る現代の危機を浮き彫りにしました。しかし同時に、日本のストーカー規制法が、**SNS上の執拗なメッセージ送信も厳しく取り締まる**という「法の壁」として機能していることが確認されました。

この事件が、公人・著名人への無責任なメッセージ送信やつきまとい行為に対する社会的な意識を高め、アスリートたちが安心して競技に集中できる環境を整備するきっかけとなることが望まれます。

この記事を書いた人: NEWS FOREST 編集部

独立系メディアとして、自然・社会・人の調和をテーマに取材・発信を行っています。

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