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【死者2名】足立区暴走「犯人は日本人」と判明…時速60km・800mの悪夢と名前非公表の真相
2025年11月24日、東京都足立区梅島の国道4号(日光街道)で発生した、盗難車による凄惨なひき逃げ事件。3連休の最終日を悪夢に変えたこの事件は、罪のない2名の尊い命を奪う結果となりました。
なぜ、犯人の名前は公表されないのか? ネットで囁かれる「外国人説」は真実なのか? 判明した事実をつなぎ合わせると、法制度の壁と企業の管理不備が重なり合った、現代社会の歪みが浮き彫りになります。
【訃報】犠牲者は2名となりました
事件から一夜明けた25日、新たに女性の死亡が確認されました。警察発表による犠牲者は以下の通りです。
足立区栗原1、無職。事故直後に死亡確認。
足立区関原1、フィリピン国籍の会社員。
※横断歩道上ではねられ心肺停止で搬送、25日夜に死亡確認。
その他、10代から70代の男女9人が重軽傷を負っています。
⚠️ 【閲覧注意】暴走と逃走の瞬間
※衝撃的な映像が含まれます。視聴には十分ご注意ください。
1. 犯人は「日本人」…ネットの外国人説はデマ
事件直後、SNS上では「片言だった」「アジア系外国人ではないか」という情報が拡散し、一部で差別的な投稿も見られました。しかし、これらは事実無根のデマであることが確定しました。
✅ 確定事実:犯人は日本国籍
捜査関係者への取材により、逮捕されたのは「足立区在住、日本国籍の37歳の男」であることが判明しました。
デイリー新潮などの報道でも、現場の断片的な情報から「外国人っぽい」という根拠不明な情報が一人歩きしてしまったことが指摘されています。
2. なぜ名前が出ない?「6年前からの通院歴」
「日本人ならなぜ実名報道しないのか?」という疑問に対し、警察は法的な理由で慎重な姿勢を崩していません。
刑事責任能力の壁(刑法39条)
警察が氏名を公表しない理由は、「刑事責任能力の有無を慎重に判断するため」です。男には以下の背景があります。
- 精神科への通院歴:男には6年前から精神疾患での通院歴がありました。
- 不可解な言動:取り調べに対し「盗んでいない、試乗だった」「神奈川にある山に登りたかった」などと、会話が成立しない供述を繰り返しています。
【解説:刑法39条とは】
心神喪失者(善悪の判断が全くできない状態)の行為は「罰しない(無罪)」、心神耗弱者(判断能力が著しく低い状態)は「刑を減軽する」と定められています。鑑定の結果次第では「罪に問えない」可能性があるため、警察・メディア共に実名公表を控えています。
3. 殺意の証明:時速60km「ノーブレーキ」暴走
男の運転には、歩行者を避ける意思も、減速する意思も全く感じられませんでした。
- パトカー追跡からの逃走:
最初の事故現場の約400メートル手前から、不審な走行をするこの車をパトカーが追跡していました。男は停止するどころか、逃走のためにアクセルを踏み込みました。 - 歩道を「時速60キロ」で疾走:
車は車道から歩道へ乗り上げましたが、その際、現場手前にブレーキ痕は全く残っていませんでした。男は時速60キロ前後の猛スピードで、歩行者が行き交う歩道を約290メートルにわたり暴走しました。
4. 「わずか800m」止める術なき惨劇
今回の事件で特筆すべきは、車が盗まれた場所から事故現場までの「距離の短さ」です。
店舗から事故現場まで
たった 800m時間にして数十秒の出来事
盗難現場とされる「トヨタモビリティ東京 U-Car足立店(推定)」から、惨劇が起きた梅島の交差点付近までは、国道4号を南へ一直線にわずか800メートルほどしか離れていません。
犯人は店舗から車を奪取した後、即座に国道へ飛び出し、そのままの勢いで群衆へ突っ込みました。「逃走劇」という時間的猶予すらなく、店舗から放たれた車が即座に凶器となった形です。
5. 「鍵放置」店舗の管理責任
この惨劇を招いたもう一つの要因は、店舗側のありえない管理体制です。
犯行はわずか「2分間」
男は犯行の約2時間前から店の周辺をうろついていました。その後、店へ侵入し、車を盗んで逃走するまでの所要時間はたったの2分でした。
- スマートキー放置:展示車の車内に、エンジンをかけられる鍵がそのまま置かれていました。
- 屋外展示:誰でもアクセスできる場所に、いつでも発進できる状態で車が置かれていました。
「盗難車だから店も被害者」という見方もありますが、誰でも乗れる状態で車を放置していた管理責任は免れません。
まとめ:複合的な人災
今回の事件は、「通院歴のある男」「店舗のずさんな鍵管理」「現場までの近さ」という悪条件が全て重なって起きた人災です。
亡くなられた杉本さん、テスタドさんのご冥福をお祈りするとともに、名前すら公表されない現状に対し、今後どのような司法判断が下されるのか、社会全体で注視し続ける必要があります。









