【伊東市長選2025】誰に投票する?立候補9人の公約一覧と田久保氏学歴詐称問題の争点解説、SNSの評価まとめ 

2025年12月8日、静岡県伊東市。市長選挙の告示から一夜明け、街には選挙カーの拡声器が響き渡っています。

今回の選挙戦は、過去最多となる9人の候補者が立候補する大混戦となりました。その背景にあるのは、前市長・田久保真紀氏の「学歴詐称疑惑」による不信任決議と失職(10月31日)です。

単なる首長の交代劇にとどまらず、SNS上では全国的な議論を巻き起こしているこの「出直し選挙」。投票日である12月14日(日)に向け、ネット上の反応を交えながら各候補者の公約と争点を読み解きます。

選挙の舞台裏:学歴詐称が引き起こした「伊東ショック」

温泉と観光で知られる人口約6万7千人のリゾート都市、伊東市に激震が走りました。

事の発端は、2025年5月の市長選で初当選した田久保真紀氏(55、無所属)の経歴詐称疑惑です。就任直後に「東洋大学卒業」という学歴が偽りであることが発覚。議会に偽造された卒業証書を提示したとして2度の不信任決議を受け、最終的に失職に追い込まれました。

SNSで拡散された「学歴詐称の象徴」

この一件はSNS上で瞬く間に拡散されました。著名人の投稿も相次ぎ、ひろゆき氏による「学歴詐称で失職した市長は、選挙公報に学歴なんて書くのだろう?」という指摘は28万ビューを超え、多くの議論を呼びました。

また、河合ゆうすけ氏(戸田市議)が投稿した「めちゃ怖かったです…」という動画も25万ビューを記録。街頭演説での対決が「茶番」と揶揄されるなど、ネット上では冷ややかな視線も注がれています。

二極化するSNSの反応

SNS上の反応は大きく二極化しています。

  • 批判派:「嘘つき市長の再選は伊東の恥」「コンプライアンス的にありえない」
  • 擁護派:「メガソーラー反対の功績を評価すべき」「メディアのバッシングが過熱しすぎている」

さらに、フィフィ氏が指摘した「田久保前市長にNOをつきつけた議長側の疑惑」に関する投稿も7千件以上シェアされるなど、議会側の「隠蔽体質」を疑う声も上がっており、市政全体への不信感が浮き彫りになっています。

9候補の公約比較:SNSで注目される「観光vs環境」

今回の選挙の主な争点は以下の5点です。

  1. 市政の信頼回復(ガバナンス改革)
  2. 財政再建(枯渇する基金残高)
  3. 観光振興(宿泊税導入の是非)
  4. 環境政策(メガソーラー計画の見直し)
  5. インフラ・福祉(図書館建設や子育て支援)

候補者が乱立したことで、法定得票数(有効投票の4分の1)に誰も達しない「再選挙」の可能性も囁かれています。以下、主な候補者の公約とSNSでの反応をまとめました。

候補者主な公約キーワードSNS反応ハイライト
田久保 まき
(55、前職)
メガソーラー反対継続、水道管更新、図書館建設、市民対話支持:「信念の行動力に期待」
批判:「苦笑演説が怖い」
小野 たつや
(62、元職・自民推薦)
観光強化、財政再建、図書館白紙撤回、人情市政「安定感あり、再選で落ち着く?」
現実派として一定の評価。
杉本 かずや
(43、新人・国民推薦)
子育て支援、防災教育、地元雇用、迅速行政改革「すぐやる!が魅力」
若手市議経験者としてシェア多め。
黒坪 則之
(64、新人)
健康寿命日本一、所得倍増、財政透明化スローガン「崖っぷち脱却!」がネットでミーム化。
ビジネス目線を評価する声。
石島 あけみ
(58、新人)
無駄削減、教育・福祉充実、持続可能観光女性目線が「新鮮」との声。
夫の元市議経験も話題に。
岩渕 完二
(73、新人)
宿泊税導入、メガソーラー撤回、伊豆連携強化「伊東復活!」が拡散。
NPO経験が環境派に支持される。
利岡 正基
(52、新人)
観光イベント誘致、市民税制見直し、情報公開徹底観光現場派。
「プロモーション強化が必要」と共感の声。
大野 恭弘
(58、新人)
行政改革・第三者監視、宿泊税活用、投資再編ガバナンス強化が「信頼回復にぴったり」と評価。
鈴木 奈々子
(52、諸派)
福祉・介護拡大、教育改善、景観防災漫画家出身で「ユニーク」。
メガソーラー反対動画がバズる。

SNSでは、多くの候補者が掲げる「メガソーラー反対」が共通テーマとなっていますが、田久保氏支持層が「自然破壊阻止の英雄」と持ち上げる一方、他候補の「早期解決・現実路線」を支持する層との対立構造が見えてきます。

SNSの声から見える「市民の願い」と課題

SNS上の検索では、ハッシュタグ #伊東市長選挙 が急上昇しています。高校生による啓発活動の記事がシェアされ、若者の投票率向上を促すポジティブな投稿が目立つ一方で、「再選挙になったら地獄」「前市長応援派がまだいるのが理解できない」といった悲観的な意見も散見されます。

また、選挙ドットコムなどが提供する「投票マッチング」ツールがSNSで紹介され、政策比較の輪が広がっているのは現代の選挙戦らしい特徴です。

有権者数は5万6千人超。前回の投票率49.65%の壁を越えられるか。SNSの熱量は、市民が求める「市政の透明性」と「観光再生」への渇望を映し出しています。投開票の12月14日まで、街とネットの空気はさらに熱を帯びそうです。

候補者名年齢・新旧主な支持層・情勢ポイント当選予想星
(多いほど有力)
予想得票目安X反応ハイライト
小野 たつや62歳・元職元市長の実績+自民系組織票+高齢者層固い★★★★★10,000~12,000票「小野が本命」「安定の20-30%」と最多数派
杉本 かずや43歳・新人子育て世代+国民民主推薦+迅速改革イメージ★★★★☆9,000~11,000票「杉本最有力」「若手票が動いている」
黒坪 則之64歳・新人ビジネス層+所得倍増スローガンで中間層取り込み★★★☆☆6,000~8,000票「崖っぷち脱却が現実的」と一定の評価
石島 あけみ58歳・新人女性票+家族層+夫(元市議)の地盤★★★☆☆5,000~7,000票「女性目線が新鮮」と好意的
田久保 まき55歳・前職メガソーラー反対の固定票残るが学歴問題で大減票★★☆☆☆5,000~7,000票「惨敗濃厚」「積極的支持は1割程度」の声多数
岩渕 完二73歳・新人環境派+宿泊税導入で観光業界の一部支持★★☆☆☆4,000~6,000票「伊東復活は良いが年齢が…」
利岡 正基52歳・新人観光現場派+イベント誘致で実務派支持★★☆☆☆4,000~6,000票「観光強化はわかるけど目立たない」
大野 恭弘58歳・新人ガバナンス改革派+第三者監視で信頼回復層★☆☆☆☆4,000~6,000票「改革は必要だけど票が伸び悩み」
鈴木 奈々子52歳・新人メガソーラー反対動画バズも組織票ほぼゼロ★☆☆☆☆3,000~5,000票「動画はバズったけど当選は厳しい」

総合情勢(2025年12月8日時点)

  • 本命:小野たつや(★★★★★)
  • 対抗:杉本かずや(★★★★☆)
  • 大混戦の上位グループ:黒坪・石島(★★★☆☆)
  • 当選圏外濃厚:田久保以下(★★☆☆☆以下)
  • 再選挙リスク:約30~40%(9人乱立で法定得票割れの可能性大)

※情勢は日々変動します。期日前投票の動向と最終週の街頭演説でまだ大きく動きそう。
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(文・取材班。情報は2025年12月8日時点。詳細は伊東市選挙管理委員会HP参照。)

この記事を書いた人: NEWS FOREST 編集部

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