【火事】蔵サウナ宇都宮は閉業 火災の被害状況と今後の営業再開について調査 プライベートサウナの危険

栃木県宇都宮市の中心部で愛されていたプライベートサウナ「KURA:SAUNA UTSUNOMIYA(蔵サウナ宇都宮)」にて、2025年12月12日に火災が発生しました。

SNSやGoogleマップ上で「閉業」とのステータスが表示され、ファンや利用予定者の間に衝撃が走っています。本記事では、現時点で判明している被害状況や出火の原因、今後の営業についてまとめました。

2025年12月12日:蔵サウナ宇都宮で火災発生の概要

報道および消防の発表によると、火災の詳細は以下の通りです。

  • 発生日時:2025年12月12日 午後2時前
  • 場所:栃木県宇都宮市伝馬町「KURA:SAUNA UTSUNOMIYA」
  • 被害状況:施設の一部損傷(けが人なし)
  • 鎮火状況:消防車複数台による活動により、発生後まもなく鎮火

幸いにも、発生当時に施設内にいた利用者やスタッフにけが人は確認されておらず、迅速な消火活動によって延焼も最小限に食い止められた模様です。

「閉業」の表示は火災の影響か?

現在、Googleのクチコミや検索結果において「KURA SAUNA UTSUNOMIYAは閉業しました」との表示が確認されています。

これについては、火災による設備の損傷を受け、「現状での営業継続が不可能」と判断されたための一時的な措置、あるいは事実上の閉業である可能性が高いと考えられます。大谷石の蔵をリノベーションした貴重な建築物であるため、修繕には時間を要することが予想されます。

出火原因と今後の安全対策

出火当時、施設から煙が立ち上るのが目撃されており、現在は消防と警察による現場検証が行われています。同施設は「薪ストーブ」を導入した本格的なサウナが売りであったため、ストーブの管理体制や排気設備の状態などが調査の焦点になると見られます。

「大切なととのいスポットが無事でよかった」という安堵の声がある一方で、「薪を扱う施設としての徹底した安全管理を再考してほしい」という厳しい意見も寄せられています。

予約済みの利用者はどうすればいい?

現時点で公式サイトやSNSでの正式なアナウンスが待たれる状況ですが、Googleマップで「閉業」と表示されている以上、当面の営業は絶望的です。

  • 予約済みの方は、施設からの連絡を待つか、公式サイトの問い合わせフォームを確認してください。
  • 決済済みの料金の返金対応等については、運営会社の公式発表を注視する必要があります。

公式サイトで最新情報を確認する


※本記事は2025年12月時点の報道資料に基づき作成しています。最新の情報は必ず施設公式の案内をご確認ください。

専門家が指摘する「見落とされがちな致命的盲点」

今回のサウナタイガー火災を含め、近年のプライベートサウナ事故を分析すると、単なる「不運な事故」では片づけられない共通点が浮かび上がります。防災・建築分野の専門家が特に問題視するのは、次の3点です。

①「高級=安全」という誤解

高額料金・会員制・有名人監修といったブランドイメージは、安全性を保証するものではありません
むしろ、

  • デザイン性重視の木製内装
  • 特注ドアノブや演出照明
  • 完全個室による“非日常感”

といった要素が、消防・建築の安全原則から逸脱する温床になりやすいと指摘されています。

サウナタイガーのように「大人の隠れ家」を売りにした施設ほど、

「見た目は洗練されているが、非常時の“逃げやすさ”が犠牲になっている」
というケースは珍しくありません。

②「個室」という構造そのものがリスク

公共サウナでは、

  • 他の利用者
  • 巡回スタッフ
  • 物音・異臭への気づき

といった**複数の“異常検知レイヤー”**が存在します。
一方、完全個室型サウナではそれらがすべて失われます。

今回の事故でも、

  • 非常ボタンが作動しなかった
  • 外部から異変に気づくまで時間がかかった

可能性が指摘されており、「密閉×高温×可燃物」という最悪の条件が重なった典型例といえます。

③「想定外」を想定していない設計

火災時、人は冷静に行動できません。
高温・煙・暗転・パニックが重なる中で、

  • ドアノブが外れる
  • 押しても開かない
  • 仕組みが直感的でない

といった状況は、**即“死に直結する欠陥”**になります。

本来、サウナの扉は

  • 内側から押すだけで開く
  • 劣化しにくい金属製
  • 非常時でも確実に作動

という「パニックドア」が原則です。
それが守られていなかった可能性は、設計思想そのものが問われる問題です。

この記事を書いた人: NEWS FOREST 編集部

独立系メディアとして、自然・社会・人の調和をテーマに取材・発信を行っています。

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