ラモス瑠偉、ステージ3の直腸がんを告白。7時間半の大手術と壮絶な闘病生活の全貌

「今年2月に直腸がんが見つかり、お医者さんからは『ステージ3です』と告知を受けました。まさか自分がこの病にかかるなんて……本当にショックで頭が真っ白になりました」

長年、日本のサッカー界をけん引してきたラモス瑠偉氏(68)は今、人生最大の“敵”と闘っています。25回の放射線治療、抗がん剤投与、そして7時間30分に及ぶ大手術。NEWSポストセブンの取材に対し、10カ月にわたる闘病のすべてを明かしました。


突然の「がん告知」は誕生日の翌日だった

2016年に脳梗塞を経験しているラモス氏ですが、今回は自覚症状がほとんどなかったといいます。昨年末に感じたわずかな違和感から検査を受けた結果、予想だにしない診断が下されました。

「前立腺に問題があると思っていたら、いきなりの『がん告知』。告知があったのは2月10日で、実は前日の2月9日は私の誕生日でした。350人の前でライブを終えたばかりで……本当に凄いプレゼントを貰ってしまったなとつくづく思いました」

ショックで眠れない日々が続く中、ラモス氏は信頼する二人の人物、所属事務所LDH JAPANのHIRO氏と、元日本代表監督の岡田武史氏にのみ病状を打ち明けました。

岡田氏からは「お前らしく頑張れ! 負けたら許さないぞ」と、涙ながらに熱いエールを送られたといいます。


25回の放射線治療と7時間30分の大手術

治療は3月初旬から始まり、過酷な道のりとなりました。

  • 放射線治療: 合計約25回実施
  • 抗がん剤治療: 点滴と服用を併用。副作用による肌のただれにも見舞われた
  • 手術: 7月28日に7時間30分の内視鏡手術を実施。「がんの芯」の除去と人工肛門の設置を行う

当初500円硬貨ほどの大きさだったがん細胞は、術前の治療で目視できないほどに縮小。手術後、ラモス氏は驚異的な回復力を見せました。

「術後2日で“歩いてもいいですか?”と聞き、病院内を20分程度歩きました。入院患者さんの中で一番歩いていたんじゃないかな」


激痩せした体、闘病を支えた妻の言葉

精神的に追い詰められることもありましたが、支えになったのは妻の力強い言葉でした。「もう決まったこと。悩み続けているわけにはいかない」という励ましを受け、「闘わないと病には勝てない」と心を決めたといいます。

一方で、体重は74キロから54キロまで激減。抗がん剤の副作用で手足が黒ずむなど、外見の変化に苦しんだ時期もあり、「痩せた姿を人に見せたくなかった」と当時の心境を吐露しています。


※本記事はNEWSポストセブンの取材内容に基づき構成しています。

この記事を書いた人: NEWS FOREST 編集部

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