銚子・大新旅館が倒産危機?「連絡つかない」異常事態と中国人オーナーの噂|創業360年の老舗に何が

創業360年余り、千葉県銚子市に残る江戸時代からの歴史を持つ老舗「大新旅館」。

島崎藤村や竹久夢二ら多くの文人墨客に愛された名旅館がいま、存続の危機に瀕しています。

2025年12月現在、大新旅館および系列のホテルニュー大新は事実上の営業停止状態にあり、予約客との連絡が一切取れないという異常事態が発生しています。ネット上では「倒産したのか?」「破産手続き中なのか?」といった不安の声に加え、経営母体の変化に関する噂も飛び交っています。

本記事では、2025年12月時点での最新状況、現地からの報告、そして囁かれる「計画倒産」や「中国人オーナー」といったキーワードの真相についてまとめます。


【記事の内容】

  • 現在の状況:完全な連絡不通と臨時休館
  • 倒産・破産の可能性は?公式発表の有無
  • 「中国人オーナー」「計画倒産」の噂は本当か
  • 予約済みの方への対応・相談窓口

現在の状況:完全な連絡不通と臨時休館(2025年12月)

2025年12月現在、大新旅館およびホテルニュー大新は、宿泊客を受け入れていない状態が続いています。状況は深刻で、単なる臨時休業の域を超えていると見られています。

銚子市観光協会への苦情が殺到

事態が公になったのは、予約客からの悲鳴でした。銚子市観光協会には以下のような相談が相次いでいます。

「予約していたのに、当日行っても鍵が閉まっていて入れなかった」
「キャンセルの電話を何度かけてもつながらない」
「メールを送っても返信がない」

これを受け、銚子市観光協会は2025年12月11日、異例の公式発表を行いました。協会側も旅館側と連絡が取れず、対応に苦慮している様子が伺えます。

現地では9月から人の気配なし

報道や現地の目撃情報によると、2025年9月頃から施設には人の出入りがなく、事実上の休業状態が続いていたようです。12月22日時点でも、玄関は閉ざされ、館内は静まり返っています。

倒産・破産の可能性は?公式発表の有無

現時点で、最も気になるのが「倒産」「破産」の事実確認です。

結論から申し上げますと、2025年12月現在、大新旅館からの公式な「倒産発表」や裁判所からの「破産手続開始決定」の報道は確認されていません。

しかし、以下の状況から「実質的な経営破綻」に近い状態であることは否定できません。

  • 電話回線が繋がらない、または応答しない
  • 公式サイトでの告知なしに長期休業している
  • 観光協会等の外部機関からの連絡も無視している

通常、再開の意思がある休業であれば、何らかの告知が行われるはずです。それがない現状は、資金繰りの悪化や経営機能の麻痺を強く示唆しています。

※なお、過去に「南知多観光ホテル大新」など類似名称の施設が破産した事例がありますが、今回の銚子の大新旅館とは全く別の法人です。

「中国人オーナー」「計画倒産」の噂について

今回の騒動を受け、SNSや検索エンジン上では「中国人」「計画倒産」という不穏なワードが急上昇しています。これらは事実なのでしょうか。

経営権の移転と外資の噂

X(旧Twitter)や口コミサイトでは、以前から以下のような指摘が相次いでいました。

  • 「数年前に経営者が代わり、サービスが変わった」
  • 「中国系資本に買収されたという話を聞いた」

実際に登記簿等で確認された情報ではありませんが、近年の日本の老舗旅館がインバウンド需要を見込んだ海外資本(特に中国系企業)に買収されるケースは珍しくありません。もし経営権が移っていた場合、本国の方針転換や資金引き揚げにより、突然現場が放棄されるケースも過去の他社事例では散見されます。

計画倒産の可能性は?

連絡を絶って突然姿を消すようなやり方から、ネット上では「計画倒産ではないか」と疑う声も上がっています。

予約金を受け取ったままサービスを提供せず、返金にも応じないまま連絡を断つ行為は、利用者からすれば悪質極まりない対応です。これが意図的なもの(計画的)なのか、ギリギリまで粘った末の夜逃げ同然の結果なのかは、今後の調査や報道を待つ必要があります。

X(旧Twitter)での反応・口コミ

SNS上では、歴史的価値のある建物の喪失を嘆く声と、対応への憤りが入り混じっています。

ユーザーの声(要約)

  • 「創業360年の灯が消えるのはあまりに惜しい。文化財級の建物はどうなるの?」
  • 「連絡取れないってマジか…予約してた人かわいそうすぎる」
  • 「名門家から離れて中国資本に買収された後、再開できてないらしい」
  • 「銚子の観光イメージにも関わる。行政が介入できないのか」

予約済みの方へ:今後の対応と相談窓口

現在、大新旅館に予約を入れている方、あるいはキャンセル料の返金待ちの方は、以下の対応をご検討ください。

  1. 現地には行かない
    現在、旅館は閉まっており宿泊できる状態ではありません。
  2. 予約サイト(OTA)経由の場合
    楽天トラベル、じゃらん、Booking.comなどを通じて予約した場合は、速やかに各サイトのサポートセンターへ「現地と連絡が取れず、営業していない」旨を報告し、返金手続きを相談してください。
  3. クレジットカード会社への連絡
    事前決済済みでサービスが受けられない場合、カード会社に「支払停止の抗弁」やチャージバック(返金)の相談ができる可能性があります。
  4. 最新情報の確認
    銚子市観光協会の公式サイトで、最新のアナウンスが更新される可能性があります。

銚子市観光協会 公式サイトへ

まとめ:360年の歴史は幕を閉じるのか

現時点では「倒産」の確定情報は出ていませんが、大新旅館が極めて厳しい状況(事実上の営業停止)にあることは間違いありません。

「中国人オーナー説」や「計画倒産説」が飛び交う背景には、老舗旅館の不透明な幕引きに対する世間の不信感があります。島崎藤村らが愛した景色と歴史が、このような形で失われてしまうとすれば、銚子市にとっても大きな損失です。

今後、法的な整理(破産申請)が行われるのか、あるいは別の形での再建があるのか。新しい動きがあり次第、本記事にて追記いたします。

この記事を書いた人: NEWS FOREST 編集部

独立系メディアとして、自然・社会・人の調和をテーマに取材・発信を行っています。

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