【注意喚起】iPhoneの日付変更でストレージが増える「裏技」は危険!リスクと正しい対処法

最近、SNSや動画サイトで「iPhoneのストレージ容量を劇的に増やす裏技」として、日付と時間を未来(2030年など)に変更する方法が拡散されています。

一見すると空き容量が増えたように見えるこのテクニックですが、実際にはiOSの致命的な不具合を引き起こすリスクが高いことが判明しています。2026年1月現在、この方法を試したユーザーから「iPhoneが起動しなくなった」「操作不能になった」という報告が相次いでいます。

この記事では、なぜこの「裏技」が危険なのか、すでに試してしまった場合の対処法、そして安全にストレージを空ける正しい方法について解説します。

なぜ「日付変更」でiPhoneが壊れるのか?

この危険な裏技の仕組みは、iPhoneの日時を数年先に設定することで、システムに「一時ファイルやキャッシュデータの有効期限が切れた」と誤認させ、強制的に削除させるというものです。

しかし、これはAppleが推奨する機能ではなく、iOSのバグ(想定外の挙動)を悪用したものです。システム内部の時間管理に矛盾が生じるため、日付を戻したり再起動したりした際に、以下のような深刻なトラブルが発生する可能性があります。

  • 文鎮化:Appleロゴから進まず、端末が起動しなくなる。
  • 操作不能:画面がフリーズし、タッチ操作を受け付けなくなる。
  • データ破損:写真やアプリのデータにアクセスできなくなる。

ITmedia Mobileなどの報道によると、これは「裏技」ではなく明確に「厳禁」とされる危険行為です。

SNSでの被害報告とユーザーの声

X(旧Twitter)では、実際にトラブルに見舞われたユーザーや、ITリテラシーの高いユーザーからの警告が多数投稿されています。

「元々ある種不具合を利用したテクなので、当然それ行うと壊れるのは当然」(@CRQhvfVT2p9さん)

「この手の類いはほんと気をつけた方がいいよ。必ずどっかに不具合出るんだからん。」(@gamoyan69さん)

「昨日やってしまった! 絶対に日付を変えてストレージ空けたら駄目!」(@dragonsnake888さん)

「2000年問題」のように、IT機器において日付設定はシステムの根幹に関わる重要な要素です。安易な変更は命取りになります。

もし実行して不具合が出た場合の対処法

万が一、この方法を試してiPhoneがおかしくなってしまった場合は、焦らず以下の手順を試してください。

1. 強制再起動を試す

画面が反応しない場合、物理ボタンを使って強制的に再起動を行います。

  • 音量を上げるボタンを押して、すぐに放す。
  • 音量を下げるボタンを押して、すぐに放す。
  • サイドボタン(電源ボタン)をAppleロゴが表示されるまで長押しする。

参考:iPhoneを強制的に再起動する – Apple サポート (日本)

2. リカバリモードで復元する

強制再起動でも直らない場合、PC(MacまたはWindows)に接続し、リカバリモードでの「アップデート」または「復元」が必要です。※「復元」を行うとデータが初期化されるため、バックアップがない場合はデータが消失します。

3. Appleサポートに相談する

自身での解決が難しい場合は、速やかにAppleの公式サポートへ問い合わせてください。

Apple サポート (公式)

教訓:ストレージ確保は「公式の方法」で

iPhoneのストレージ不足は深刻な悩みですが、出所不明の裏技に頼るのはリスクが高すぎます。Appleが推奨する以下の安全な方法で空き容量を確保しましょう。

  • 不要なアプリ・写真・動画の削除:最も確実で安全な方法です。
  • iCloud写真の活用:「iPhoneのストレージを最適化」をオンにすることで、本体の容量を大幅に節約できます。
  • システムによる推奨設定:「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開くと、削除すべき項目の提案が表示されます。

参考:iPhone や iPad のストレージを確認する方法 – Apple サポート (日本)

一時的な効果のために、大切なiPhoneを壊してしまっては元も子もありません。SNSで流れてくる「裏技」には十分注意し、安全第一で利用しましょう。

この記事を書いた人: NEWS FOREST 編集部

独立系メディアとして、自然・社会・人の調和をテーマに取材・発信を行っています。

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