【山火事】山梨大月市・山火事340haに拡大|新たな避難指示と現在の状況

2026年1月8日に発生した山梨県「扇山(おうぎやま)」の山林火災は、1月17日で発生から10日目を迎えました。総焼損面積は340ヘクタールを超え、戦後、山梨県内で2番目の規模となる深刻な事態となっています。

上野原市側では鎮火の兆しが見え始めた一方、大月市側では延焼が激化しており、16日夕方には新たな避難指示が発令されました。現地からの最新情報と今後の見通しについてまとめます。

被害状況:大月市側で延焼拡大、計340ha焼失

消防の最新発表(16日午後6時時点)によると、火災の状況は市町村によって明暗が分かれています。

総焼損面積約340ヘクタール
(県内戦後2番目の規模)
上野原市側小康状態(避難指示は解除済み)
大月市側延焼拡大中(約216ヘクタール超)

大月市側では前日から焼損面積が大幅に増加しており、JR大月駅や大月市役所周辺からも、山から立ち上る白煙が目視できるほど火の手が市街地に迫っています。

【緊急】大月市 富浜町宮谷地区に避難指示

火災が集落に接近したため、大月市は1月16日午後4時15分、以下の地域に避難指示を発令しました。

▼避難指示 対象地域
大月市 富浜町宮谷地区(宮谷上中組など)
対象:138世帯 152人

住民からは「夜になると空が赤く見え、心配で眠れない」といった不安の声が上がっており、自治体は早めの避難行動を呼びかけています。

懸命な消火活動:「空と陸」の総力戦

延焼を食い止めるため、24時間体制での活動が続いています。

  • 上空から:自衛隊および近隣都県の防災ヘリ(最大9機以上)による散水活動
  • 地上から:消防・消防団による放水と延焼防止ラインの構築
  • 新たな支援:大月市建設業協会が現場近くに「緊急給水プール」を設置し、ヘリの給水時間を短縮させるなど、官民一体となった対応が行われています。

今後の見通しと注意点

気象庁によると、当面まとまった雨の予報はなく、乾燥注意報が継続する見込みです。強風により飛び火のリスクが高いため、事態は長期化する可能性があります。

  1. 情報の確認:風向きによって煙が流れる方向が変わります。大月市・上野原市の公式SNSや防災無線を確認してください。
  2. 入山規制:扇山・百蔵山(ももくらやま)付近への立ち入りは引き続き禁止されています。
  3. 健康管理:煙が市街地に流れてくる場合があるため、呼吸器系に不安のある方は窓を閉めるなどの対策をお願いします。

※本記事は2026年1月16日夕方〜夜時点の報道(朝日新聞・YBS・TBS NEWS DIG等)に基づきます。状況は刻一刻と変化するため、避難に関しては必ず自治体の最新公式情報に従ってください。

この記事を書いた人: NEWS FOREST 編集部

独立系メディアとして、自然・社会・人の調和をテーマに取材・発信を行っています。

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