北海道全域で猛吹雪・大規模停電|道東(網走・釧路)の被害状況と交通機関まとめ

2025年12月15日、急速に発達した低気圧と強い冬型の気圧配置により、北海道全域で深刻な暴風雪被害が発生しています。

特に道東エリア(オホーツク海側・釧路・根室・十勝地方)では、「湿った重い雪」による電線トラブルが多発。大規模な停電や交通機関のマヒが続いており、気象台は引き続き厳重な警戒を呼びかけています。現時点(15日午前中)で判明している被害状況をまとめました。

【停電情報】湿った雪の重み強風の影響か?で道東各地にて発生

通常のサラサラした雪とは異なり、強風の影響、水分を含んだ「ベシャベシャの重い雪」が電線に付着(着雪)し、断線や倒木を引き起こしています。道内では時間帯により1万〜3万戸規模の停電が発生しました。

地域停電規模(午前9時頃など)状況
網走市約1,650戸
(早朝は一時約2万戸)
湿雪による電線垂れ下がり多発
釧路市約4,000戸市内広域で断続的に発生
えりも町約2,400戸強風と着雪の影響
根室市約1,440戸

※数値は変動する可能性があります。最新情報は電力会社HPをご確認ください。

北海道電力ネットワークなどが懸命な復旧作業にあたっていますが、雪の重さと悪天候により作業に遅れが出る場合もあります。

【交通影響】JR・航空・道路で運休・通行止め相次ぐ

猛吹雪と吹きだまりの影響で、北海道内の交通網は大きく乱れています。

鉄道(JR北海道)

札幌〜網走・釧路方面を結ぶ特急列車を含め、計77本が運休・部分運休となっています。除雪が追いつかない区間もあり、再開の目処が立たない路線もあります。

航空機(空の便)

  • 新千歳空港:40便以上が欠航。
  • 女満別空港:ビル一時閉鎖など大きな影響が出ています。

バス・道路状況

都市間バスは、札幌と函館・帯広・釧路・北見などを結ぶ50便以上が運休
道路においても、道東自動車道など主要6路線で通行止めが発生しています。また、層雲峡の国道では雪崩の発生も報告されており、不要不急の外出は極めて危険です。

【気象状況】層雲峡で128cmの記録的積雪

短時間で猛烈な雪が降り積もっています。特に山沿いでは警戒レベルの積雪となっています。

  • 層雲峡:積雪128cm
  • 中札内村:積雪68cm
  • オホーツク海側:24時間降雪量が80cmに達する予想

積雪に加え、強風による「吹きだまり」で車が立ち往生するケースが多発しています。

まとめ:外出は控え、命を守る行動を

今回の雪は「重い」のが特徴です。除雪作業中の身体への負担が大きいほか、屋根からの落雪事故のリスクも高まっています。

【今すぐ確認・対策すべきこと】

  1. 停電への備え:スマートフォンやモバイルバッテリーの充電をフルにしておく。
  2. 暖房の確保:停電しても使える暖房器具(ポータブルストーブ等)の確認。※換気は必須です
  3. 最新情報の収集:状況は刻一刻と変化します。

被害は道東が中心ですが、札幌などの道央エリアでも雪が強まっています。無理な外出は控え、安全第一でお過ごしください。

この記事を書いた人: NEWS FOREST 編集部

独立系メディアとして、自然・社会・人の調和をテーマに取材・発信を行っています。

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