トラヒックの輻輳とは
回線を共有することで、利用率が低い時には高い性能を出せますが、多重化が進み、全体の利用率が上がるにしたがって、利用の衝突が増えて性能が落ち、ついには渋滞状態に至ります。 そのような通信の渋滞現象を「輻輳」と呼びます。
図版4 網終端装置がボトルネックとなっている(出典:日本プロバイダー協会の資料「インターネットの速度低下における主な課題と当協会の取り組みについて」から抜粋)
KDDIは午後5時過ぎに、通信障害の原因について初めて発表しました。 2日の未明に、データ通信網を利用して音声通話を行うための設備に障害が発生し、通信に混雑状況が生じことが原因だということです。 また、iPhone利用者の一部でデータ通信が使えるようになったケースがあると明らかにしました。 復旧時間や規模などは詳しくは分からないとしています。 ただ、音声による通話は、依然つながりにくいということです。 一方、アンドロイド端末では通信の混雑を防ぐために、通信量の規制をしているため、音声通話もデータ通信も利用しづらい状況ということです。
yahoonews
公式HPで以下のように原因を発表
1.日時
2022年7月2日(土) 01時35分頃から継続中
2.対象サービス
au携帯電話、UQ mobile携帯電話、povo、au回線利用事業者
3.影響エリア
全国
4.原因
2022年7月2日(土)未明の設備障害により
VoLTE交換機でトラヒックの輻輳が生じております。
5.影響
トラヒックの輻輳を軽減するため、流量制御などの対処を講じており、
個人・法人のお客さまの音声通話およびデータ通信がご利用しづらい状況が発生しております。
※緊急電話もご利用しづらい状況が発生しているため、固定電話、公衆電話など
ご利用くださいますようお願いいたします。
※通信障害に伴い、現在KDDIお客さまセンターをはじめ各お問合せ窓口が大変混雑しております。
ご迷惑をおかけしますが、しばらくたってからおかけ直し頂くようお願い申し上げます。