海津市南濃町庭田の円満寺で出火、本堂と住居が焼失
海津市南濃町庭田の円満寺で、17日午後10時50分ごろに出火が発生し、木造平屋の本堂と僧侶の石川一宣さん(75)が住む木造2階建ての住居が全焼しました。被害面積は約860平方メートルに及びます。幸いなことに、けが人は発生していません。
海津署によると、出火当時本堂は無人で、石川さんら家族6人は逃げて無事でした。現在、署は出火原因について詳細な調査を行っています。
同市教委によれば、寺の本堂には平安時代に作られた薬師如来座像や、室町時代の釈迦如来座像など、市有形文化財とされる仏像11体が収められていましたが、これらが焼失した可能性が高いとされています。
事件の経緯や影響については、今後の調査と報道を通じて確認されることが期待されます。