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【白鵬が語る真実】元横綱・白鵬翔が相撲協会退職を正式表明 “グランドスラム構想”と沈黙の理由
2025年6月9日、元横綱・白鵬翔さん(40)が東京都内で記者会見を開き、日本相撲協会を6月9日付で退職したことを正式に発表しました。会見では今後のビジョンとして「世界規模の相撲イベント構想(グランドスラム構想)」を打ち出した一方、退職に至るまでの真相や相撲協会との関係については多くを語らず、会見は”核心を避けた形”となりました。
◆ 白鵬が語る「退職の理由」 焦点は“部屋の再興”の見通しに
白鵬さんが退職を決意したのは2025年3月。「(部屋の閉鎖から)4月1日でちょうど1年。再開の時期が見えず、延長され続ける状況が理由の一つ」と語り、師匠としての責任や再建の難しさをにじませました。
旧宮城野部屋は、2024年4月に弟子・元幕内の北青鵬による暴力問題をきっかけに閉鎖。その後、所属していた力士らは伊勢ケ浜部屋へと転籍し、閉鎖は1年以上継続されました。
◆ 「弟子の行き先」にあった不可解な対応 9人の引退を招いた背景
白鵬さんは、「弟子たちは元旭天鵬さんの大島部屋を希望していたが、『同じモンゴル出身だからダメ』と言われた」と語りました。しかしその後、同じくモンゴル出身である伊勢ケ浜親方の部屋への転籍が決定。「昨年の対応と今年の処遇に明らかなずれがある」と、暗に協会側の方針の矛盾を指摘しました。
この対応により、志望していた部屋に行けなかった弟子たちのうち9人が引退を選択したことも明かされています。
◆ 伊勢ケ浜親方との確執は否定 照ノ富士との関係に言及
報道で取りざたされていた“伊勢ケ浜親方(現・元横綱旭富士)との確執”や“照ノ富士の下につくのが嫌だった”といった噂について、白鵬さんは「それはまったくありません」と明確に否定。
一方で、伊勢ケ浜親方から「弟子への指導に身が入っていないようだ」と指摘されていたことについては、「気持ちの揺れがあり、自分自身もそうだったかもしれない」と認めました。
◆ “骨抜き会見”の裏にある思惑 協会との関係維持がカギ?
会見では、記者からの鋭い質問を避けるよう「子どもも見ているので過激な質問は控えて」との司会者からの前置きがありました。そのため、白鵬さんは相撲協会への不満や内部の不和などを一切語らず、終始穏やかな口調で「悔いはありません」と言い切りました。
これには理由があります。白鵬さんは今後、相撲のグローバル普及を目指す活動に注力予定。世界規模の「グランドスラム構想」を掲げ、アマチュア相撲を軸とした新たな挑戦を進めていくとしています。
そのため、両国国技館の利用など、今後も相撲協会との関係を維持する必要があり、あえて“敵を作らない会見”にしたと見られます。
◆ 本音を語らなかった会見 記者とのズレが露呈
会見では、質問と回答がかみ合わない場面も多く見られ、記者たちからは「本音が聞けなかった」という声も。予定よりも15分早く終了した会見は、物足りなさを残す形で幕を閉じました。
◆ 【相撲協会・白鵬退職問題の時系列まとめ】
- 2024年2月21日:弟子の北青鵬による暴力問題が発覚
- 同2月23日:白鵬に対し2階級降格と20%の報酬減額処分
- 同2月27日:師匠を解任され、代行に玉垣親方が就任
- 同3月28日:宮城野部屋が無期限閉鎖、力士19人が伊勢ケ浜部屋へ
- 2025年3月26日:理事会でも再開の話題出ず
- 同5月30日:モンゴル帰省(父の銅像除幕式に出席)
- 同6月2日:臨時理事会で白鵬の退職が承認
- 同6月9日:退職を発表し、会見開催。今後の構想を語る
◆ 白鵬の今後は? グランドスラム構想に注目集まる
白鵬さんは退職後、相撲の国際普及とアマチュア大会の開催を目指す「世界相撲グランドスラム構想」に力を入れると明言。今後の活動については詳細を語らなかったものの、新たなステージでの挑戦に注目が集まります。
【まとめ】
・白鵬さんは弟子の暴力問題を契機に師匠を外され、1年以上部屋の再開が見込めなかったことで退職を決断
・会見では相撲協会への批判を避け、今後の構想を前面に打ち出した
・弟子の進路や部屋移籍にまつわる“モンゴル出身者への対応”に矛盾があったことを示唆
・照ノ富士との確執は完全否定
・今後は世界を舞台に相撲を広める活動へ
白鵬の第二章が、いま静かに始まろうとしている。
- 白鵬 退職理由
- 白鵬 記者会見
- 白鵬 グランドスラム構想
- 白鵬 相撲協会 退職問題
- 相撲部屋 閉鎖 モンゴル出身力士
- 白鵬 照ノ富士 関係
- 元横綱 白鵬 今後の活動





