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【アラスカ沖EV船火災】EVはなぜ動いていないのに火災を起こすのか?船上火災の真実とEVに潜む危険
2025年6月、アラスカ沖で衝撃的な事故が起きました。EV(電気自動車)800台を含む貨物船が火災を起こし、乗組員が船を放棄するという大事件。このニュースは、EVの「見えないリスク」を世界に突きつけました。
今回は、EVが「動いていないのに燃える」理由を、誰でもわかるように徹底解説します。
✅ EVはなぜ“自然発火”するのか?
🔋 リチウムイオン電池の特性
EVに搭載されているバッテリーは、「リチウムイオン電池」。この電池、動いていなくても自然発火する可能性があります。専門的には「熱暴走(サーマルランアウェイ)」と呼ばれ、次のような要因で火災が起こるのです。
- 微小な内部欠陥
- 温度の急変
- 衝撃や振動
- 湿気の侵入
つまり、たとえ動いていなくても“条件が揃えば燃える”のがEVのバッテリーです。
✅ コンテナ内が火災を加速させる
EVを輸送する船の中、特にコンテナや密閉空間では熱がこもりやすく、危険度が急上昇します。
- 気温・湿度・密閉が発火を助長
- 船の揺れでバッテリーに負荷
- 劣化が進み、突然の発火に
輸送中に「劣化 → 発火 → 爆発」という最悪のループに陥ることも。実際、火災の発端はEVを積んだ甲板だったと報道されています。
✅ 中国製EVに潜む品質リスク
特に今回のような中国製EVの輸送では、“品質管理の甘さ”も疑問視されています。
- 認証不備・粗悪なセルの使用疑惑
- 材料の不一致による劣化加速
- 海外でも保管中EVが多数炎上
中国国内でも保管中のEVが自然発火する事故が報告されており、日本にも今後同様のリスクが入ってくる懸念があります。
🔥本質的な問題:EVの“静かなる爆弾”リスク
EV火災には、次のような根本的な課題が潜んでいます。
● 「動いていないのに燃える」=製品としての危険性
EVは本質的に放置していても燃える可能性がある製品です。これを知らずに保管・輸送するのは危険です。
● 船上火災は消火困難、保険・物流の爆弾に
船の中では水による消火が難しく、燃え続ける。ポルシェやベントレーを載せた船が沈没した2022年の事故も記憶に新しいはず。
● 中国EVの品質・安全性が問われる
製品のばらつきやコスト優先の製造が、安全性を低下させています。
● 日本も他人事ではない
今後、日本にも同様のEVリスクが入り込む恐れが十分にあります。EVの輸入・販売・保管には新たな基準が必要になるかもしれません。
🚨 結論:EV時代にこそ「安全リテラシー」が必要
EVは地球にやさしい未来の乗り物ですが、そのバッテリーには“目に見えない火種”が潜んでいます。
- ✅ 自然発火リスク
- ✅ 輸送・保管での事故
- ✅ 製品の品質差
この現実を正しく理解しないと、「知らないうちに爆発リスクを抱えた車を輸入・販売していた」という事態にもなりかねません。
今後、EVを扱う全ての人が「知識」と「対策」が求められる時代へ。EVは便利であると同時に、“新たなリスク”との共存を求められる製品なのです。
🔋そもそもEV(電気自動車)とは? わかりやすく解説!
EV(Electric Vehicle)とは、ガソリンやディーゼルなどの化石燃料を使わず、「電気だけで走る車」のことです。エンジンの代わりに電動モーターを使い、動力源としてはリチウムイオンバッテリーなどの大容量電池を搭載しています。
▶ EV自動車の特徴は?
- 排ガスゼロ:走行中にCO₂を出さず、地球に優しい。
- 静音性が高い:モーター駆動のため、非常に静か。
- 維持費が安い:ガソリン不要、オイル交換も不要なため、維持コストが低い。
- 急速充電可能:最近は30分ほどで8割充電できるモデルも。
▶ ハイブリッド車とEVは違うの?
はい、違います。**ハイブリッド車(HV)**は「ガソリン+電気」の両方を使うのに対し、EVは100%電気だけで走る車です。









