女児が車にはねられ死亡
2月6日午後、鳥取県湯梨浜町の国道で、女の子(9)が車にはねられる事故が発生しました。
女の子は病院に搬送されましたが、7日朝、死亡が確認いました。
事故があったのは鳥取県湯梨浜町園の国道9号です。6日の午後1時頃、近くに住む小学生・松田芽与さん(9)が道路を渡っていたところ、右側から走ってきた軽自動車にはねられました。
女児をはねて死亡させてしまった原因は認知症か?
現場は信号機や横断歩道のない片側1車線の直線道路で、倉吉警察署は、軽自動車を運転していた女性(73)に話を聞くなどして事故の詳しい原因を調べています。
松田さんは道路を横断していた時にはねられてしまったということは、もしかしたら女性が認知症の可能性があります。今回のケースでは、女性が認知症の場合家族に責任が発生する場合もあるようです。
認知症が重度の場合ですが、本人に不法行為責任を負うだけの「責任能力」が認められない可能性があります。
その場合、本人は交通事故によって発生した損害賠償責任を負いません。
ただし「家族」に「監督者責任」が発生する可能性があるので注意が必要です。
監督者とは、不法行為の責任無能力者を監督すべき人です。未成年者の親や認知症の方の家族などに監督義務が認められます。
高齢で認知症となった家族が運転しているのを知りながら放置していると、事故が発生したときに家族に責任が生じる可能性が高くなります。認知症の家族がいる場合、本人が車のキーにアクセスできないよう厳重に管理するなどの対策をとってください。
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