36歳の肉体はボロボロだった。本田会長によると、「首、肘、膝と故障だらけ」で、恒例の走り込みキャンプもできず、3月1日にホテルに入ってからは一度もロードワークを行っていない。最後に防衛戦を行った2019年12月のスティーブン・バトラー戦は、5回TKOで勝ったが、目の周りが腫れるほどの被弾があり、そのダメージで動体視力がガクッと落ちた。自己の内面と向き合い続けた精神も肉体ももう限界だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7fbf207ffd2aaf1449ab7c0e6dec77834e2c613?page=4
「中学の時に先輩に絡まれて、ぶっとばしたのに、次の日に学校に行くと僕がやられたことになっていた。自分の強さを証明するには、どうすればいいかと考えて、選んだのが、強い弱いがハッキリするボクシングです。五輪でメダルを取れば、強さを証明できる。世界王者になれば強さを証明できると思っていたが、最強ゴロフキンと戦いもしないのであれば、中学の時の自分に嘘をつくことになる。なんや口だけかと。今日自分に嘘をつかなくて済んだ。悔しいけれどスッキリもしている。20年前の少年・村田諒太に言ってやりたい。おまえは嘘をつかずにちゃんとやったぞと」 さいたまアリーナに奇跡は起きなかった。いや美しき敗者が、本物のボクシングとは何か、本物の生きざまとか何かを見せてくれた感動の一夜こそ奇跡だったのかもしれない。
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Gennady Golovkin visiting Ryota Murata to return his belt after their fight…
— Michael Benson (@MichaelBensonn) April 9, 2022
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