【悲報】縊死した渡辺裕之さん 死去1ヶ月前の異変 酒の席で急に泣き出す 「熟年離婚するかも」と漏らしていたことが明らかに

親交がある俳優は、「昨年末にお会いしたとき、とにかく元気がなくて心配だったんです。ご病気という感じではなく、何か精神的に落ち込んでいるような印象でした」と振り返る。今年公開の映画で渡辺さんと仕事をともにした映像制作関係者も、渡辺さんの様子に違和感を覚えたという。「撮影現場で明らかに元気がなく、声にもハリがありませんでした。私も心配して声をかけましたが、『大丈夫ですよ』と笑っておられました。『現場を盛り上げるために “ファイト一発” をやってください』とお願いすると、『いやだよ』と言いながらも応じてくださったんですが……」ある芸能関係者は3月、自宅バーベキューに招かれたときのことを述懐する。「事務所の後輩俳優が来て場が盛り上がり、ナベちゃん自身も『映画をやりましょうよ!』と意気軒昂でした。ふだんはめったに粗相をしないのに、この日は一人で立っていられないほど酔っ払い、締めのスピーチでは『みんなで集まれるのが本当に嬉しくて』と、急に泣きだしたんです。翌日に『いやあ、昨日は酔っ払っちゃいました』と、照れくさそうに電話をくれました。

 また、4月にゴルフに誘われたんですが、前日に『ごめんなさい、明日はキャンセルさせてください』と連絡が来たんです。今までそんなことはなかったので、すぐに電話をかけたけど繋がらなかった。理由に思いあたることはないんですが、コロナが蔓延していたころ一度だけ、『熟年離婚するかも』と言っていました。世間に対し理想の夫婦を演じるのがつらいと笑っていましたが、よくある冗談だと思いましたし……」古くから渡辺さんを知る映画プロデューサーは、渡辺さんが亡くなる1カ月前の深夜に電話を受けていたという。

「深刻そうな声だったので、『何か困り事があるの? 僕が力になれることがあれば言ってよ。お金? まさか女性問題やクスリじゃないよね』と冗談半分に尋ねると、彼も弱々しくですが、『いや、どれも違うよ』と笑っていました。だけど、『俺の責任なんだよな』とこぼしたんです。トラブルを抱えている様子でした。彼は2005年に1億円の詐欺被害に遭っていたので、いやな予感がして『なんの責任?』とすぐに聞きましたが、答えてはくれませんでした。もう少し粘って尋ねておけば助けられたんじゃないかと、後悔しています」

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