【悲報】北国銀行 約45億円の債権取り立て不能か遅延のおそれ

北国フィナンシャルホールディングス(FHD)は、子会社の北国銀行が融資していた不動産会社「ユニゾホールディングス」が業績悪化を理由に民事再生法の適用を申請したことに伴い、約45億円の債権取り立て不能か遅延のおそれがあることを発表しました。このため、北国FHDは決算内容を修正する必要があり、28日に予定していた決算発表を延期しました。

ユニゾホールディングスは、ビジネスホテルなどを展開しており、北国銀行からの貸出金は2022年3月末の連結純資産の1.7%に相当します。北国FHDは、この債権のうち約15億円について、2023年3月期の決算で引き当てを行うことを計画しています。また、連結業績予想への影響は現在精査中です。

北國銀行は、地方銀行の中でも信販事業を強化しており、クレジットカードやリース事業なども手掛けている。また、2019年には都市型銀行としては初めて、AI(人工知能)を活用したロボットアドバイザーを導入するなど、デジタル化にも積極的に取り組んでいる。

しかし、2022年には、子会社の北國フィナンシャルホールディングスが保有する不動産会社の債権について、取り立て不能か遅延のおそれがあるとして、決算内容を修正する必要があると発表した。これにより、決算発表を延期した。また、北國銀行は、不動産会社からの融資先であったビジネスホテルなどを展開するユニゾホールディングスが、民事再生法の適用を東京地方裁判所に申請していたことも明らかになっている。

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