今年2月、名古屋市の「くら寿司」で起きた事件について、吉野凌雅被告(21)がSNSで拡散された動画の中で、店の醤油さしを直接口元に近づけたことが問題とされ、威力業務妨害の罪で起訴されました。8日に行われた2回目の裁判では、裁判前に勤務先の社長と面会し、どんな判決でも受け入れる意向を表明しました。
8日の裁判で、吉野被告は「動機」について質問されました。
吉野凌雅被告はこう答えました。「承認欲求のためにやった。人気者になりたかった。」
検察側は「犯行態様は軽率で悪質だ」として、吉野被告に対して懲役3年を求刑しました。判決は10月に言い渡される予定です。