金沢競馬場での照明消灯事故、２騎手が負傷
金沢市の金沢競馬場で、１９日夕方に行われていたレース中にコース内の照明が突如として消え、これにより出走中の騎手３人が落馬しました。競馬場を運営する石川県競馬事業局によれば、この事故で２人の騎手が負傷し、病院に搬送されました。なお、けがを負った騎手たちは事故当時、意識はあったとのことです。
事故が発生したのは１９日午後５時すぎで、照明の消灯により発生した混乱の中で、２人の騎手がけがを負った他、１人の騎手も落馬しました。ただし、この騎手は軽傷で済み、直ちに病院に搬送されることはありませんでした。観客や関係者にけがはなかったとの報告もあります。
競馬場の照明はその後復旧されましたが、競馬事業局はこの事態を受けて、当該のレースを不成立と判断し、全額払い戻す措置を取りました。さらに、これに続くレースも中止となりました。
石川県競馬事業局は、事故の原因について、全てのレース終了後に設定されるはずの消灯タイマーが、誤った設定時間であったことを明らかにしました。県は現在、より詳細な原因の調査を進めており、「ファンや関係者の皆さまにご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
