目次
【解答速報】農業簿記・農業計理士検定試験2023年11月
資格の種類
- 民間検定試験
主催者
- 一般財団法人日本ビジネス技能検定協会
資格試験の概要
農業簿記検定は、2014年4月から一般財団法人日本ビジネス技能検定協会によって実施されている検定試験です。この試験は複式簿記を基礎とし、農業簿記を理解し、実践的なスキルを身につけることを目的としています。通常の簿記学習だけでなく、農業の実態や実情を反映する広範な範囲がカバーされています。
農業は他の業種に比べて多様な資産を保有し、異なる作物を生産するため、農業経営には特有の会計処理が必要です。この資格試験では、農業特有の勘定科目や慣習に焦点を当て、体系的に学ぶことが求められています。受験対象は農業従事者だけでなく、農業金融や税理士なども対象とされており、2016年度からは1級検定試験も導入されました。
合格率・資格難易度
難易度
- 2級: 「B」 普通
- 3級: 「C」 やや易
合格率(令和2年度第13回農業簿記検定試験結果)
- 1級: 受験者数62名、合格者数24名、合格率38.7%
- 2級: 受験者数235名、合格者数88名、合格率37.4%
- 3級: 受験者数658名、合格者数440名、合格率66.9%
受験資格
学歴・年齢・国籍に制限はなく、誰でも受験可能。
受験対策・学習法
農業簿記検定は、農業経営者にとって税務や会計に関する知識を身につける必要があるため、重要な資格とされています。試験対策用の公式テキストや問題集、過去問題集が販売されており、これらを利用して勉強ができます。農業の持続可能性のためには、農業簿記検定の知識が不可欠であり、特に農業に従事する方には資格取得が強く推奨されています。
試験科目
- 1級(財務会計・原価計算・管理会計の分野から出題)
- 2級(財務会計・原価計算の分野から出題)
- 3級(財務会計の分野から出題)
試験方式
- 設問: 記述文章と計算を組み合わせたもの。
- 解答: マークシートを使用した多肢選択式。
- 合否基準: 各級・各科目とも、問題の総得点の70%が基準。電卓の使用可。
スケジュール
- 試験実施: 年2回(1回目:7月第1日曜日、2回目:11月第4日曜日)
- 合格発表: 試験実施日から約1週間~2週間で結果通知書が発送
- 合格証の発行: 試験日から約1ヶ月程度で合格証書が発送
試験会場
- 北海道: 札幌市・帯広市・函館市
- 東北: 盛岡市・仙台市・山形市・郡山市・会津若松市
- 関東: 水戸市・宇都宮市・高崎市・前橋市・行田市・千葉市・東京都千代田区・横浜市
- 中部: 新潟市・富山市・金沢市・福井市・甲府市・静岡市・浜松市・長野市・松本市・岐阜市・名古屋市・津市
- 近畿: 京都市・大阪市・神戸市・和歌山市
- 中国四国: 広島市・高松市・松山市
- 九州: 福岡市・北九州市・大分市・宮崎市・熊本市・鹿児島市
- 沖縄: 那覇市
解答速報
受験生の皆様お疲れ様でした。こちらの記事では試験の解答速報の情報をまとめした。まだ発表になっていない場合もございますが、その際はしばらくお待ちください。
https://www.o-hara.jp/course/nogyo_boki/nog_answer_flash