消防局トップがまさかの覚せい剤所持
愛知県警は8日までに、覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで、名古屋市消防局の総務部主幹岩崎安伸容疑者(59)=愛知県長久手市=を現行犯逮捕した。
岩崎は容疑を認めているという。
逮捕容疑は7日午後7時55分ごろ、自宅の駐車場で若干量の覚醒剤を所持した疑い。
県警によると、岩崎容疑者の自宅や駐車場に止めてあった車などを家宅捜索し、ポリ袋に小分けされた覚醒剤や注射器などを押収した。
名古屋市消防局によると、岩崎容疑者は企画広報担当で、階級は消防司令長。同局は「市民の信頼を損ない深くおわび申し上げる。事実関係を確認し厳正に対処する」としている。
消防司令長はどれくらいの地位か?
消防職員の数が100人未満かつ人口10万人未満の市町村の消防長に与えられる階級です。消防署のすべての隊をまとめる管理職にあたり、署長として働くこともあるリーダー的存在になります。
ほかにも、東京消防庁の課長・室長・装備工場長、消防本部(政令指定都市)の署長・課長・隊長、中核市消防本部の課長や課長補佐 、消防訓練センターの所長がこの階級にあたります。
実際の消火活動や人命救助にあたることは、ほとんどありません。現場では複数の隊をまとめる「統括指揮者的」な役割を担います。
推定月収は30〜50万円ほどで、年収に換算すると500〜600万円前後になります。
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