岸田総理大臣は、飲食店の経営者と意見を交わしたあと記者団に対し「Go Toトラベル」などの消費喚起策の再開について、ワクチン接種や軽症者向けの飲み薬の開発を進めたうえでタイミングを判断する考えを示しました。
岸田総理大臣は18日、東京 港区の居酒屋を訪れ、飲食店の経営者から車座で新型コロナウイルスの影響で売り上げが大幅に減少している実態などを聴き取りました。
このあと岸田総理大臣は記者団に対し「できるだけ平時に近い社会経済活動を取り戻していくことを、コロナと共存しながら考えていかなければならない。今週から飲食店での行動制限緩和に向けた技術実証をスタートする」と述べました。
そのうえで記者団が「『Go Toトラベル』などは、どの程度の感染状況になれば再開できそうか」と質問したのに対し「ワクチン接種を進め、経口治療薬の開発をしっかり進め、経済や社会を回していくことを考えていくのが順番だ。順番を踏んだうえでタイミングを測っていく」と述べました。
Go Toトラベルの再開はGoToトラベル公式ホームページなどによると、11月半ばの再開もあると言われていたが、
今回首相が述べた発言を踏まえると、
年内再開は厳しそうだ。
「ワクチン接種を進め、経口治療薬の開発
経口治療薬の開発や、3回目接種が完了してからと考えれば早くても来年4月頃ではないかと予想できそうだ。
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