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ライターオイルを東京で10缶購入
捜査関係者によると、服部容疑者は「ライター用オイルは上野の専門店で350ミリリットル入りを約10缶買った」と供述。憧れていたという映画バットマンシリーズに登場する「ジョーカー」の格好をするために服も購入したと話し、殺虫スプレーも都内で購入したと捜査本部はみている
刺された72歳は一命を取り留め他煙を吸うなどした男女16人は軽症
警視庁によりますと、服部容疑者はまず車両の3号車に乗車して座っていた男性の右胸を刃物で刺し、5号車に移動し、ペットボトルに入れた液体をまき、ライターで火を付けたとみられます。
その後の捜査関係者への取材で、服部容疑者が胸を刺されて重体となった72歳の男性に「『何やっているんだ』と言われて刺した」などと供述していることが新たに分かりました。
出典:「何やってるんだと言われ刺した」京王線“刃物男”(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース
事件は31日午後8時ごろ、布田―国領間を走行中の京王八王子発新宿行きの上り特急電車(10両編成)内で発生。服部容疑者は、3号車(前から8両目)の座席に座っていた都内に住む男性会社員(72)に殺虫スプレーを噴射した後、右胸をナイフで刺し、殺害しようとしたとして殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。男性は意識不明の重体だが、一命は取り留めたという。
出典:京王線刺傷、ハロウィーン狙い上京か 東京でオイル10缶購入(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
服部容疑者は滞在費用を消費者金融から借りていた
東京の京王線の電車内で70代の男性が刃物で刺された事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された男が「都内のホテルの滞在費用などは消費者金融から借りていた」と供述していることが分かりました。
出典:京王線刺傷 逮捕された男「滞在費などは消費者金融から借りていた」 – ライブドアニュース
「真面目」「明るくいい子」地元知人は驚き隠せず
朝のめざまし8の報道によりますと
Q. 今回の事件の受け止め方は?
服部容疑者の小中学校時代を知る人:
こんなことをするとは思ってなかったっていうのと、率直にびっくりしたって言うのが一番思っていることですね。どこの学校にでもいる普通の真面目な生徒っていう感じですね。
別の知人も服部容疑者についてこう表現します。
服部容疑者を知る人:
挨拶もしっかりできて明るくいい子でした。このような凄惨な事件を起こす子じゃなかったので驚いています。
小中学校時代を知る人は、事件直後に撮影された映像を見て驚いたといいます。
服部容疑者の小中学校時代を知る人:
もちろん電車でたばこを吸うのも、自分が知っている服部ならあり得ないし、元々金髪にしていることでさえ自分はちょっと意外だったので。服部の顔が出てきても服部だとわからないくらい変わっていたので、見た目の印象が。null
大きく変貌した背景には、何があったのでしょうか。
Q. 特段何か思い出に残っているエピソードは?
服部容疑者の小中学校時代を知る人:
服部容疑者の元々交際していた子がいるんですけど、いつも会ってたんですよね。その交際相手は別の方と結婚して。
過去に交際相手との別れがあったと明かします。
犯行動機について、服部容疑者はこのような供述をしています。
服部容疑者の供述:
仕事で失敗し、友人関係も上手くいかなくなり死にたいと思ったが、自分では死ねず死刑になりたかった。
犯行直後に車内に座る服部容疑者を撮影した人は、その時をこう振り返ります。
撮影者の男性:
真正面で電車越しに2~3メートルぐらいまでの距離まで行ってずっと見てたんですよ、その容疑者を。でも容疑者、目を合わせてくれなかったんですよ。右腕にナイフ、左手に震えたたばこ。全然目を合わせる様子もなくて。5分ほどあの体勢だったと思います。もうやりきった感というか、もう終わったみたいな。
「プライド」と「反発」背景に潜む心理
背景にはどのような心理が作用しているのでしょうか。
犯罪心理に詳しい、東洋大学の桐生正幸教授は「不満を解き放つ」という側面を指摘します。
東洋大学 桐生正幸教授:
プライドが高い、そしてプライドが高いわりには、「自分に対する正当な扱いを受けていない」という風に思っている。社会への反発心が強いというタイプが多いという風に言われている。自分がその不満を一気に解き放つという意味合いがあります。多くの人がいるところ、そして、逃げられない場所、そういったものを選択するということがある。自分の犯行を記録に残す、多くの人を殺害すればそれだけ自分のやった行為が残るというようなことも、ある意味期待しているところもあります。
事件後、席に座って足を組みタバコをふかしていた服部容疑者。
紫のスーツに緑のシャツというこの服装は、映画『バットマン』に登場する悪役のジョーカーを意識したものだといいます。
服部容疑者の供述:
ジョーカーは平気で人をやっつけていて、それに憧れていた。
これについて桐生教授は・・・・・・
Q. 犯人がジョーカーに憧れていたということだが?
東洋大学 桐生正幸教授:
自分がやり遂げようと思った大意、殺人の目的を達するために行った行為の後付けの理由だと考えていいんじゃないでしょうか。自分の行為そのものを、自分なりに説明付くようにしていくということがあるんじゃないですかね。
「後付けの理由で、自分の行為に対する自分なりの説明」だと指摘。
服部容疑者は、さらにこう供述しているといいます。
服部容疑者の供述:
スプレーを男性にかけ攻撃しようとしたが、抵抗され刺した。殺せなくて悔しい。
めざまし8より
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