南アフリカの変異株、日本では未確認 官房長官「情報を収集中」
南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株の検出が伝えられたことをめぐり、松野博一官房長官は26日午前の記者会見で、現時点で日本国内で空港検疫を含めて確認されていないことを明らかにした。その上で、「WHO(世界保健機関)や諸外国の動向等の情報を収集をしている」と述べた。
会見で松野氏は「新たに変異株が確認された場合は感染性や重篤度、ワクチン効果に与える影響等をあわせて評価していくことが重要で、緊張感をもって対応している」と話した。
英国は南アフリカやジンバブエなど、アフリカ6カ国からの外国人の入国を原則禁止とし、当該国からの旅客機の運航を一時的に停止するとしている。
日本の水際措置への対応を問われた松野氏は「新たな変異株の感染が拡大するなど状況が悪化する場合は、機動的に対処をしていくこととしており、本件についても迅速かつ適切に対応していく」と述べた。
南アフリカ株の感染力がわかる図
https://i.imgur.com/nwWQ80t.png
世界保健機関(WHO)は26日、南アフリカで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株について、デルタ株などと並ぶ「懸念すべき変異株」に分類すると発表した。他の変異株と比べても感染力が高い恐れなどがあるためで、名称は「オミクロン株」とした。懸念すべき変異株の指定は今回で5件目で、これまでに英国の「アルファ株」、南アフリカの「ベータ株」、ブラジルの「ガンマ株」などがあった。
南アフリカのほぼすべての州で増加しているようですとWHOは述べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/49db227c69f334d1dabf39ed36e83ea3f3584c62
アフリカでは現在
南アフリカ、ナミビア、ボツワナ、レソト、エスワティニ、ジンバブエから英国に到着する旅行者は、10日間自己隔離する必要があることが明らかになっており、
欧州連合諸国も金曜日に南アフリカからの渡航をを禁止するための準備を進めているようで、米国はまた、月曜日から南アフリカと他の7つのアフリカ諸国からの非米国市民による旅行を禁止すると述べた。
各国で、オミクロン株をかなり危険視しているようだ。
南アフリカでのCOVID-19の最近の急速な増加を考えると、この地域からの旅行を制限することは「賢明」であり、当局により多くの時間を費やすだろうと、インペリアルカレッジロンドンの感染症専門家であるニールファーガソンは述べています。
「デルタでは、何が起こっているのかが明らかになるまでに何週間もかかり、デルタはすでに世界の多くの場所に種をまき、それについて何もするのは遅すぎました」と彼は言いました。「私たちはこの新しい亜種の初期の段階にいる可能性があるので、それについて何かをする時間はまだあるかもしれません。」
米国メディアの情報によりますと
ウォーリック大学のウイルス学者であるローレンス・ヤングは、オミクロンを「これまでに見た中で最も変異の激しいバージョン」であると説明しました。
さらにオミクロンがより感染性が高く、ワクチンがまだそれに対して有効であるかどうかを整理するのに数週間かかる可能性があります。
オミクロンの意味は?
オミクロンオは、英語の O, o オー とほぼ同じだと思ってもらって大丈夫です。読み方も同じ。
ギリシャ語で
「オー」
の後に
「ミクロン」
がついて
「オミクロン」
なのですが、「ミクロン」は「小さい」という意味。
なんでかというと、最後に「オー」の「メガ(大きい)」もあるので(これは後ほど)
こっちは小さい方なのですね。
「オー」にも小さいのと大きいのがあるなんて、面白いですよね!
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