【大地震予兆、予言】鹿児島県トカラ列島地震2日で128回を超える 南海トラフ、日本列島への影響が明らかに

4日午後から地震が続く十島村悪石島で5日午前11時14分ごろ、震度4の地震があった。震源地はトカラ列島近海で、震源の深さは約20キロ。地震の規模はマグニチュード4.8と推定される。同島などトカラ近海では5日、震度3~1を含めて79回の地震を観測。4日の49回と合わせ、2日間で計128回に上った。いずれも津波はなかった。鹿児島地方気象台は、今後数日間は強い揺れを伴う地震に注意を呼び掛けている。

 村によると、悪石島には76人が居住。5日朝から断水が発生し、地震との関連を調べている。午後11時現在、地震による人や建物被害は確認されていない。

 5日に同島などで観測した地震は震度4が1回、震度3が7回、震度2が16回、震度1が52回。

 トカラ近海は地震の頻発地帯で、4月にも9~24日に震度4~1の地震が計265回あった。

 神戸大学の巽好幸名誉教授(マグマ学)は「4月の群発地震とよく似ている。トカラギャップといわれる海底のくぼみが絡む地震の可能性が高いが、火山性地震も否定できない」と指摘。活発な噴火を続ける十島村・諏訪之瀬島の御岳の火山活動や、今月3日に山梨、和歌山両県で観測した震度5弱の地震との関連は低いとみている。

 南海トラフ地震を引き起こすとされるフィリピン海プレートの動きについても、活性化を示すデータはないという。

5日の震度4の地震で、最大震度3以下の地点は次の通り。

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