【文春】「知床遊覧船」前船長の告白 「1日100万円稼ぐ日がある」「しれとこグループの経営状況は火の車」ホテル経営は赤字だった 桂田社長の“散財”と闇が明らかに 小山氏記事削除の理由が明らかに

しれとこグループの経営状況は火の車で、遊覧船事業の収益を旅館業で生じた債務の返済に回す“自転車操業”に陥っていたという。コロナの影響を受けて旅館業がかなり痛手を受けていたようだ。「大赤字だった知床遊覧船を黒字にした方法」という記事が削除される理由も頷ける。過去の話だったのだ。

スタッフの待遇が悪化の一途をたどった背景には、桂田氏の“散財”があった。同社が斜里町の世界自然遺産地域に「ホテル地の涯」をリブランドオープンさせたのは、2018年6月のこと。「しれとこ村グループ」は知床で4館のホテルを運営する一大ホテルチェーンとなっていく。  だが実際には、グループの経営状況は火の車で、遊覧船事業の収益を旅館業で生じた債務の返済に回す“自転車操業”に陥っていたという。 「スタッフに対するしわ寄せは、かなりあったと思います。もちろん社長のアイディアで新たな事業をやるのは良いんですが、それにも優先順位というものがありますよね。遊覧船のシーズン中は、1日100万円稼ぐこともあるんですよ。その資金をもとに『古い遊覧船も新しくしたい』と社長に意見したこともありましたが……。社長本人は浮ついている様子で、自分のやりたいことを優先している印象を受けました」  船長の経験がある前社長とは対照的に、桂田氏は船や海に関する知見を持ちあわせていなかったという。 「船に付ける新しいバッテリーを買う時に、桂田社長から『それ、なんぼなの? 調べてください』と。前の社長ならすぐに金をかけると思いますが、桂田社長は『それは本当に必要なの?』という議論からスタートするんです。船って毎日運航するものだから、今すぐに必要なものもあるんですが、腰が重かった」  桂田氏との意見の衝突が重なった折、松村さんは自身の手で遊覧船事業を買い戻そうと決意した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2378de9c1a62e899ff33231d5d4360369ca24f23?page=1

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