【解答速報】2022年07月(令和4年度)二級建築士試験・学科、筆記試験 解答発表 難易度 正答 合格率 試験内容 受験者の声を公開

【解答速報】2022年07月(令和4年度)二級建築士試験・学科 解答発表 難易度 正答 合格率 試験内容 受験生の声

合格率

2級建築士の合格率は例年20%前後と、国家資格の中でもやや難しい試験といえます。
学科試験は年度で難易度が異なるうえに、近年では初出題の問題が出題されています。とはいえ、基本が身に付いていれば解ける問題なので、応用力を意識した対策を行いましょう。

試験内容

【2級建築士】学科試験の内容

2級建築士の学科試験の科目ごとに、出題傾向や特徴を確認しましょう。

学科Ⅰ(建築計画)

建築計画とは、「計画各論・建築史・環境工学・建築設備」の4分野で構成される出題範囲が広い科目です。4分野の出題傾向は以下の内容となっています。

建築各論屋根形状、建築物の環境負荷、集合住宅、商業施設、公共施設、車椅子使用者への配慮など
環境工学換気、伝熱、室内環境、表面結露、日照、採光、音など
建築士日本建築史、西洋建築史
建築設備空気調和設備、給排水衛生設備、電気設備、照明計画、環境に配慮した建築設備計画など

難易度が比較的高い分野は、環境工学と建築設備に多いものの、基本的に過去問題と似た問題が出題されます。過去問題をくり返し解き、基本をしっかり身に付ければ得点を重ねられる科目といえるでしょう。

学科Ⅱ(建築法規)

建築法規では、8割ほどが「建築基準法」、それ以外は「建築士法・バリアフリー法」などが出題されます。建築基準法の出題傾向は、「用語の定義、手続き融合、用途地域、建築強度融合、内装制限、高さ・日陰制限」など出題範囲が広いのが特徴です。

建築法規は、問題の選択肢に対応する法律文を建築基準法などが掲載された「法令集」から探し出し、選択肢の正誤判定をするという独特な問題です。法令集をいかに早く引けるかが合格のカギといわれており、建築法規に多くの勉強時間を割く必要があります。

また、法令に関する問題だけでなく、「換気・構造強度(木造)・容積率・高さの制限」で計算問題が出題されます。法令集の引き方に慣れが必要ということもあり、建築法規は学科試験の中でも比較的難易度が高い科目といえます。

学科Ⅲ(建築構造)

建築構造は「構造力学・各部構造・材料」の3分野があり、以下の内容が出題される傾向となっています。

構造力学断面の性質、応力度・許容応力度、静定ラーメンの応力、静定トラスの応力など
各部構造地震力、荷重・外力、風圧力、地盤・基礎構造、木造構造、壁式鉄筋コンクリート造、鉄骨構造、耐震構造など
材料木材、セメント・骨材・コンクリート、金属材料、材料融合

構造計算の問題は難易度が高く、苦手とする受験生も多くいます。しかし、計算方法は公式が決まっているので、やり方を覚えれば得点源にすることも可能です。全体的に過去問題と似た傾向が高いので、苦手意識を持たずに対策するといいでしょう。

学科Ⅳ(建築施工)

建築施工は、「施工計画・各部工事・測量・積算・契約」の5分野から出題されます。25問中で8割以上を占める、施工計画と各部工事の出題範囲は以下のとおりです。

施工計画ネットワーク工程表、現場管理(安全衛生管理、廃棄物)、材料管理、現場管理
各部工事木造住宅の基礎工事、土工事・基礎地業工事、コンクリート工事、型枠工事、
鉄筋工事、木工事、防水工事・屋根工事、塗装工事など

建築工事における準備段階から完成までの流れで、各工事の施工上の論点が出題されます。基本的に過去問題で対策できる科目ですが、近年は新しい傾向の問題が多く出題されています。過去問題で基礎を身に付けるとともに、応用力を意識して対策する必要があるでしょう。

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解答・正答速報

二級建築士試験 解答速報|建築士|資格の学校TAC[タック]

資格の学校TACが提供する二級建築士試験解答速報。二級建築士試験の解答・合格ライン予想をいち早く掲載。解答一覧の他、設計製図試験「課題の概要説明会」に関してご案内しているページです。

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