アートイベント「デザインフェスタ」での焼き菓子店マフィン健康被害、厚生労働省がリコール対象に
背景
東京ビッグサイトで開催されたアートイベント「デザインフェスタ」に出店した焼き菓子店「Honey×Honey xoxo」（ハニーハニーキス）が販売したマフィンにより、購入者が体調不良を訴える事態が発生しました。16日、厚生労働省がこのマフィンをリコール対象として公表しました。
リコールの内容
販売されたのは「栗マフィン」など9種類で、約3000個がリコールの対象とされています。報告によれば、マフィンからは異臭や「具材が糸を引いている」といった異常が報告され、食べた後に腹痛、嘔吐、下痢などの健康被害が発生しています。健康への危険性は、「CLASS Ⅰ」に分類され、最も危険度が高いとされています。
店舗の対応とイベント公式HPのコメント
事態を受けて、「Honey×Honey xoxo」はSNSなどで謝罪のコメントを行い、自主回収を発表しました。イベント公式HPでは、出店者には食品衛生責任者の資格や生物賠償責任保険の加入が求められていたことが明らかにされ、出店者に対する厳格な審査が行われていたことが示されています。同HPでは被害者に謝罪の言葉を述べ、リコールに積極的に応じていることを強調しています。
